地上に堕ちた
碧の流星
天使のたてがみ
箒星
時空を眠らせ
次元を
緩やかに
休息し
いま、ここに
降り立ち
そして
虹を渡して
翔け上がる
この
約束された
ひと時に
紡ぎ合いたい
雪月花
解かれゆく
ものの
温みを詩い
心音に結び
伝い
いのちの
螺旋を
綯いながら
等しく
そのすべてに
癒され
抱かれ
包み込まれる
丸と円とが
響き合うとき
生まれる
隙間の
愛しさ
切なさよ
揺らぎに
重なる
可憐な一輪
あなたに
出逢えた
奇跡に感謝
一期一会の
向こう側
祝福の
クライマックスが
続いてく
いま
永遠の間から
いま
永遠が
愛
だから
この道は
向かうつもりの
還りみち。