ドラフトが終了してもう1か月が経とうとしています。

遅くなりましたがドラフトした選手を簡単にまとめてみました。

今年のドラフトは得点力不足解消のために大学生野手を大量指名したという感じでしょうか。なお、18巡のDominic Santarelliと20巡のConnor Shouseとは契約が成立しませんでしたので計18人と契約となりました。それでは見ていきます。

 

 

1-24 Ace Reese(3B) 6-4, 220lb

$3.5M (Pick Value: $3.82M)

右投左打の強打の三塁手。

STLへトレードしたJurrangelo Cijntjeと同じミシシッピ州立大。

Mississippi State University出身の主な選手…Adam Frazier, Brent Rooker, Hunter Renfroe, Jordan Westburg, Brandon Woodruff, Jonathan Papelbon, Rafael Palmeiro

 

今季成績:.336/.432/.721、292打席、24本塁打、23二塁打、41BB/63SO

2024年のヒューストン大時代は主にLFを守っていましたが、昨年ミシシッピ州立大に入ってからは3Bに固定されています。昨年も21本塁打で2年連続の20本塁打を記録しているバットスピードのある中長距離打者。うまくいけば25-30本塁打が期待されますが昨年より悪化した21.6K%は危険な水準。今シーズンは2番3Bとして打線を引っ張りました。

身体能力はさほど高くなく、スピード、守備力は平均を下回るレベルのため将来的に3Bを守り続けれるかどうかは不透明でLFもしくは1BやDHになっていくのではとの予想が多数。FAとなるArozarenaのLFやCrawfordの3Bを狙える選手ということになると思いますが、さすがに来季開幕からMLBというのはないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

2-65 Jake Brown (OF) 6-2, 206lb

$1.38M(Pick Value: $1.38M)

左投左打の身体能力が高いRF。3年前にはTEXに16巡で指名されましたが進学。

昨年指名してマイナー無双中のKade Andersonと同じLSUの選手。全体5位でPITが指名したCurielやドラフト対象ながら大学に残る宣言をしているSteven Milamと打線を組んだ今季ですがチームは苦戦しました。

Louisiana State University出身の主な選手…Paul Skenes, Dylan Crews, Grant Taylor, Gage Jump, Alex Bregman, Aaron Nola, Kevin Gausman, Aaron Hill, Austin Nola, Albert Belle

 

今季成績:.309/.404/.642、194打席、16本塁打、7二塁打、23BB/32SO、9盗塁

スピードがあるのでCurielがいなければCFを守っていた可能性もあったはず。将来的にはRFが適正ポジションかもしれないけどまずはCFでいくと思われます。

打撃面は柔らかいスイングができ、対応力があり、空振りも多くはない。全方向へ打球を飛ばせるのであとは変化球への対応がさらにできるようになれば一気にブレイクする可能性がありそう。

 

 

 

 

 

 

 

3-101 Nathan Taylor (RHP) 6-5, 230lb

$778.2K(Pick Value: $778.2K)

大学記録を複数樹立したシンシナティ大歴代最高の投手。バッテリーを組むJack Natiliも3巡でCHWに指名されました。

University of Cincinnati出身の主な選手…Ian Happ, Kevin Youkilis, Josh Harrison

 

今季成績:16先発、90回、被安打80、115K/27BB

92-93,max97の速球とスライダーで三振を奪える。マリナーズの指名する先発投手らしく四球で崩れるタイプではなさそう。ファストボールの質がまだ低いようなので、まずはそこをどうするか、そしてスライダー以外の球種(特にチェンジアップ)も使えるようになればローテーション候補として数年後名前を聞く機会が出てくるのかもしれません。それが難しければブルペンで活躍してほしいということになるのでは。これだけの順位で指名してるので何らかの勝算はあるのでしょうけど。

 

 

 

 

 

 

 

4-129 Trevor Lucas(3B) 6-0, 200lb

$450K(Pick Value: $591.7K)

毎年複数選手が指名されるUNC WilmingtonですがMLBレベルで活躍した選手はわずかしかいません。今ドラフトでマリナーズは12巡でも同大学のConnor Marshburnを指名しています。

University of North Carolina at Wilmington出身の主な選手…Ryan Jeffers, Evan Phillips, Greg Jones

 

今季成績:.312/.429/.556、259打席、12本塁打、12二塁打、38BB/35SO、9盗塁。

情報が少ないのですが、TBへトレードしたBen Williamsonのようなタイプでしょうか。3Bだけでなくユーティリティーとして成長してほしいところ。これまでは三塁手としては小柄で守備は良くて、パワーレスなタイプでしたが、今季は12本塁打打っているので打撃面も成長しているということなのかな?

 

 

5-162 Hayden Yost (OF) $415K(Pick Value: $429.1K) 2025ドラフトでDETが1巡24位指名したJordan Yost(SS)の兄。今季はフロリダ大でシーズン前半出場機会が少なく131打席に終わりましたが5月16日の対LSUでは1試合3HRを放つなどシーズン10本塁打を記録しました。

 

6-191 Henry Ford (3B) $335.9K(Pick Value: $335.9K) バージニア大で2年続けて好成績を残し、テネシー大で迎えた今季は20本塁打を達成し、打球速度やパワー、プルエアーは優秀な数値が残っている大砲。一方で選球眼や空振りという点は懸念あり。Reeseよりもパワーに偏ったタイプのような気がします。3Bのほかに1BやCOFとして起用される可能性がありそうです。

 

7-220 Ryan Wynn (SS) $350K(Pick Value: $266.1K) Daniel Jacksonやケニー石川などが所属した今季の強力ジョージア大打線において主に6番2Bとしてポジションをつかみました。積極的な打撃で四球は少なく、パンチ力のある打撃を見せていました。さらに成長して打撃力のあるユーティリティーとして価値を見出せるかどうかでしょう。ちなみに今ドラフトでジョージア大からは13人指名されているようです。

 

8-250 Mason Eckelman (C) $220.9K(Pick Value: $220.9K) 毎年見逃すことのできないマリナーズの捕手指名。打撃はパワータイプではなく総合力のある感じの成績を残しています。コンタクト率も捕手としてはかなり高いです。守備は平均レベル。

 

9-280 Drew Whalen (RHP) $250K(Pick Value: $202.7K) オーバーン大に転校した今季6試合11イニングの登板でトミージョン手術を受けていますが、昨年はウェスタンケンタッキー大で先発として活躍していました。今季は短いシーズンでしたがSECでも十分通用しそうな内容で復帰後は先発として登板する可能性もありそう。チェンジアップの評価がかなり高く、スライダーもまずまず。最高96mph。

 

10-310 Eric Jeon (2B) $220K(Pick Value: $192.3K) 佐々木の所属していたスタンフォード大からの指名。ちなみに前年まではコロンビア大。BB≒Kの選球眼と高いプルエアー%が目を引きます。パワー自体はさほどではないのかもしれませんがパワーの活かし方を理解したスイングで意外と試合でのパンチ力があるのかも。身体能力よりも適応力、理解力といった面が秀でた選手。

 

11-340 Wyatt Queen (RHP) $275K。オレゴン州立大では主に複数イニングを投げるリリーフとして安定した働きをしています。四球が少なく、奪三振率も非常に高いです。スライダーが決め球。カーブとチェンジアップが使える球種になれば先発としての育成となる可能性もあるのでは。

 

12-370 Connor Marshburn (RHP) 200K。6-6の大きな投手。昨季今季とローテを守り、はまった時の投球はかなりのもの特にシンカーとスライダーが安定してくれば大きな戦力となる可能性。球速が91-93,MAX94程度なのでこれがどこまで上がるかも将来に関わってきそう。

 

 

13巡以降は割愛させていただきます。

 

今年も大学生中心のドラフトになったのは予想通りでしたが、得点力不足とはいえ上位で野手を重点的に指名したのは予想外でしたし、高校生野手もゼロというか高校生の指名はSantarelliを下位で指名しましたが契約できませんでした。

事前に予想候補をたくさん出してる私ですが4巡のLucasや5巡のYostなどノーマークすぎてあてるのは不可能です(笑)

最近のマリナーズはふがいない戦いが続きプレイオフどころか来年のドラフトで上位指名できるような勝敗になってきましたね…。