さて、今年もドラフトが近づいてきました。

 

 

まず、2027-2029年頃の戦力をあらためて整理してみると、

 

C: Raleigh

捕手はGarverが今季ついに対左に対して期待に近い成績を残してはいますが右は打てないし35歳だし今季限りと考えますが、Peredaはがんばってるので出来るだけキープしたいものですね。Raleighの次の世代としてStevenson, Caronなどがいて2028年あたりの昇格が期待されます。とりあえずRaleighがいてStevenson, Caronがいるので指名するのであれば高校生のトップ捕手がターゲットでしょうか。大学生捕手をさらに補充しておくことも考えられますが、どうしても今年欲しいわけではないと思います。

 

1B: Naylor

1Bは次の選手をあまり考えることがないポジション。しかもNaylorと2030年まで契約があります。

 

2B: Young

もうすぐ23歳になるYoungが今季ポジションをつかんでいます。DRSで大きなプラスを記録していますし、打撃面でも本気で振って当たった時の飛距離は驚くべきものですが、いまのところ平均を大きく上回る打撃を見せているわけではありません。まだ若く今後の成長を期待して出来るだけ継続して起用していきたい存在ではあるものの打撃の成長が伸び悩んでくる場合はYoungを上回る選手が出てくるのを期待したくなってくるかもしれません。

守備面の不安がありLFも守り始めたMichael Arroyoの昇格が近づいてきていますが、Youngを完全に上回る打撃力があるかというと微妙だと思います。Youngは左、Arroyoは右なのでプラトーン起用という方法も考えられるのかもしれませんが、Arroyoはこれまで左投手をあまり打てていません。

 

3B: Donovan, Celesten

来年誰が守るか決まっていないポジション。今季終了後FAのCrawfordが1、2年の再契約すれば彼が守る可能性もあります。3Bに移って筋力付ければ20本塁打以上を期待したくなります。それでいてこれまでどおりの高出塁率を維持できればおもしろいのではないでしょうか。

欠場中のDonovanが元気なら彼を3BかLFで起用したいところです。健康なDonovanを継続して見れることを期待します。

そのほか現有メンバーで考えれば現在20歳のCelestenが将来的には有力でしょうか。離脱する期間がちょこちょこあって2025年は前年に比べて期待通りの成績が残せなかったCelestenですが今季2年目となったA+で素晴らしい成績を残しています。もともと高い期待値の選手なのでこの調子でMLBまで到達してほしいところ。パワーはいまのところあまりなくシーズン二桁本塁打はまだありません。順調にいけば来年のどこかでマリナーズで姿を見ることができるのではないかと期待します。

 

SS: Emerson, Celesten

昇格から活躍の続くEmersonが将来的にはマリナーズのSSと考えられているからこそ昇格前にあの超大型契約を結んだはずです。今季大きく悪化しているK%と引き換えに長打力がアップしている気がします。Savantを見ると赤色部分が少ないけど、まだ20歳のEmersonには大きな期待がかかっています。

SSは常に補充が必要なポジションだと思いますのでレギュラーに誰がいようとSSの指名を妨げるものではないと思います。昨年ドラフトのNick Beckerはルーキーリーグで最近調子を上げています。ひどい三振数を記録してはいますが四球も多く、盗塁数も稼いでますので今後を見守りましょう。サイズはありますがSSにとどまることができる能力があると言われています。

マイナーのSSは各クラスに有望な選手がいて欲しいと贅沢なことを考えると、SS指名は当然に考えられます。

 

LF: Donovan, Canzone, Arroyo, Farmelo

Arozarenaが今季までと考えると、来年はDonovanかCanzoneが有力ということになるのでしょう。Donovanも2027年シーズン後にはFAとなります。Canzoneは2029年まで保有権があります。Canzoneが今の調子で打ってくれればポジションが一つ埋まります。DHのほうが適任なのかもしれませんが。

ということでわざわざドラフトで将来のLFを指名する必要はないかと思います。強打のOFはドラフトが来るたびに毎回欲しくなるところですが基本的には我慢でいいと思います。

 

CF: Julio, Farmelo

今季守備指標がなぜか大きく落ちているJulio Rodriguez。何か問題を抱えてるのかずっと気になってはいますけど今季は前半戦から打撃はまずまずで後半戦いつものようにチャージできればMVP投票で上位に入るかもしれません。とにかく25歳のJulioにはまだ数年CFを守ってもらいたいものです。

Farmeloは4月調子が悪かったけど、徐々に調子を上げてきました。やはり将来MLBで活躍すべき選手です。

絶対的なJulioがいて、マイナーにはFarmeloがいる限りCF候補を今すぐ欲しいわけではないけどSSと同じように常に補充しておきたいポジションですので可能性はあると思ってます。もし指名するなら高校生でしょう。

 

RF: Raley, Canzone, Montes

Roblesがマリナーズにやってきて活躍したのは2024年。勇敢なプレイのできる選手ですが出番が限られている状況で、2027年球団オプション$9Mがありますが行使されないと予想されます。

昨年の不振から見事に復活し2023-24と同等のwRC+を残している左の強打者Raleyがポジションをつかんでいます。とはいえ彼は対右投手専用の打者であり、左投手は打てないことはわかっていますから左投手に強い選手と出場機会を分け合うことがマリナーズにとっては最良の選択のはず…Refsnyderが働いてくれませんが。それはドラフトでは考えなくていいことですね。

CanzoneもいますがMontesをマリナーズに上げて使うときはDHでなければ当然RFとなるはずです。パワーは間違いなく上でも通用するはずですが確実性がどうかというところですね。

ドラフトで昇格まで時間のかからない大学生OFの強打者を補強することは毎年考えますが、マリナーズとしてはあまり考えてないようだし、とりあえずMontesもいますからLFのところでも書きましたが指名はないんじゃないかと思ってます(評価してる選手が落ちてくればあるかもしれません)。

 

DH: Canzone, Montes

DHは考える必要のないポジション。打撃だけの選手を上位指名する必要性はないと思います。近年で言えばNick Kurtzのように本当に絶対的な打撃力があると見込んでいるなら別ですが、そこまでの打撃力があれば24位指名まで残ってないでしょう。

 

 

SP: Miller, Woo, Gilbert, Kirby, Hancock, Castillo, Anderson, Sloan

1年を超える長期欠場者が他球団に比べて少ない印象を持ってるマリナーズローテーションは個人防御率で見れば4点台の投手もいるし、Castilloは苦しんでいますが、充実していると言っていいのでしょうね。ご存じの通りマイナーには2人のトッププロスペクトがいます。

契約切れやFAを考えると2027シーズン後にGilbertとCastilloが抜け、2028後にKirbyが抜ける予定です。予定はあくまでも予定であって、不振が長引けば当然外されるべきでしょう。

昨年はWoo、今年はMillerといったように毎年のようにエースが変わるマリナーズなのでトッププロスペクトの2人には真のエースになってほしいものです。

これだけ充実しているように見えるローテですが、やっぱり投手は何人いても良いと思ってしまいますし、成績を見れば上には上がいるわけでマリナーズのチーム防御率はトップではありません。少ない印象とは書きましたがMillerの離脱、不振は結構長かったし、Gilbertもエースにはなりきれない、Evansはトミージョン手術…やっぱり投手は多すぎるくらいいて欲しい気がします。

今年のドラフトは高校生投手に好投手が多く、充実していると言われていますから、リスクが高いのは承知で高校生のエース候補を指名する可能性はあるのでは?Sloanが今のところうまく成長してますから、また高校生投手をというのはありそうです。

2027年後に2人抜けることを考えれば2028年中に昇格を期待できる大学生投手もあるかもしれません。その時にはローテの人数としては足りてるので今までのような四球の少ないタイプでいくのかリスクを取って能力高めの投手にいくのかの選択も出てくると思います。


 

 

あらためて現状のマリナーズとプロスペクトを見てみました。長年苦しんできたのが懐かしいくらい、現在大きな穴という穴が少なく小さくなってきたように感じます。なのでこのポジションの選手を指名すべきというのはないのではと思いますから、残ってる中で一番良い、一番評価してる選手を指名すればよいと思っています。

 

 

 

 

 

 

23位までに指名される可能性が高いと想定する選手として前回名前をあげた選手を除いて、欲しい選手を順番に並べてみます。

数字はドラフト時の年齢です。

Tyler Bell, SS, 21.0

Derek Curiel, OF, 21.1

Trevor Condon, CF, 18.5

Taj Marchand, SS, 17.9

Jensen Hirschkorn, RHP, 18.5

Tegan Kuhns, RHP, 21.1

Hunter Dietz, LHP, 21.2

Coleman Borthwick, RHP, 18.2

Cole Carlon, LHP, 21.1

Brody Bumila, LHP, 18.4

Carson Bolemon, LHP, 19.2

Logan Reddemann, RHP, 21.2

Bo Lowrance, SS/3B, 18.8

Archer Horn, SS, 18.4

Cade Townsend, RHP, 21.1

Logan Hughes, OF, 21.2

Chase Brunson, OF, 21.0

Luke Williams, SS, 18.5

Ace Reese, 3B/LF, 21.2

Daniel Jackson, C, 21.6

Jared Grindlinger, OF/LHP, 17.2

Tyler Spangler, SS, 18.8

Connor Comeau, SS, 17.9

Cole Prosek, C/SS, 19.0

Will Yow, SS, 18.6(進学しそう)

Jack Radel, RHP, 21.8

Aiden Robbins, OF, 21.5

Mason Edwards, LHP, 20.9

Eric Becker, SS, 21.2

Ty Head, OF, 21.1

Caden Sorrell, OF, 21.3

James Clark, SS, 18.8

Jake Brown, OF, 21.5

Kevin Roberts Jr., OF, 17.9

Logan Schmidt, LHP, 17.9

Will Brick, C, 18.1

 

順番に書いてますがだいたいこんな感じということで見てください。たくさんあげてますけど、さすがに上の方の10~15人くらいの中から指名されることを希望します。

前回は大学生捕手はないだろうということで名前も出してなかったDaniel Jacksonを今回入れました。身体能力的にCOFでいけますよねということです。

 

Reddemannは先に指名されるからということで入れてませんでしたがシーズン終盤の離脱もあり可能性が出てきたと思いますので入れました。Jack Radelも追加しました。今季は四球の少なさはこれまで通りで奪三振率を大幅に上げていてマリナーズが指名しそうな成績ではないかと。

大学生投手の選択肢は多く残っている可能性がありますからその中から選ぶことはあるのでしょうか。

前回考察した通りこれまでの指名傾向から考えるとLiam PetersonやJoey Volchkoはないと思いますし、おそらくMason Edwardsもないと思います。

 

落ちたとしてもさすがに20位までには指名されるでしょうけど落ちてこないかなと思ってる大学生OFはAJ Gracia。彼を含めOFの大学生で思わぬ選手が残ってればいくのはありだと思いますけど、今までのマリナーズのドラフトでは大学生OFを1巡というのは考えにくいかなと思います。なので上位指名されるはずの選手が残ってたらという感じでしょう。

あとはSSのJustin Lebronがどこで指名されるのかは気になります。彼もさすがに24位までは残らないはず。

最近の情報では現実的に、5月5日以降14試合で9HRの強打者Ace Reeseが残ってる可能性がありそうです。その場合指名するのか。守備の不安は出てくるかもしれないものの3B/LFができる点は補強ポイントにぴったりな気はします。今季K%が20%を超えてるのは危険でしょうけど…。

 

上位指名では大学生を推してしまいがち(特に投手は)な私ですが、今年は高校生投手の評価が高いということで上位指名数名は高校生でいくのではないかと予想します。

高校生なら野手はCondon, Marchand, Lowrance, Horn, Spangler、投手はRojasは先に指名されてしまったと考えてHirschkorn, Bumila, Bolemon, Borthwickを推します。Bumilaを筆頭に高校生投手はリスク高いので今までのマリナーズなら可能性は低そうなものですが、ローテが充実している今なら、上限値に到達できる可能性は現段階で低くくても持ってる能力の天井が高い選手の指名もあるのではということで上位に入れました。

HirschkornとMarchandがお気に入りなんですが、現実的にはこんなに早く指名されることは想定されていないはずなので2巡で残ってればという感じでもいいのかも。1巡指名して少し低い金額で契約できるならそれも良いですね。

 

今週はドラフトコンバインがあります。そこで最終的な評価が完了する感じでしょうか。私はちょっと時間がないかもしれないのでドラフト前もしかしたらこれが最後の投稿になるかもしれません。

1巡の候補者を大量にあげましたが、今回ドラフトでマリナーズに指名してほしい選手をまとめます。

1人くらいは指名してくれると嬉しいなあ。

 


1-24

Trevor Condon(CF)、Taj Marchand(SS)、Jensen Hirschkorn(RHP)、Coleman Borthwick(RHP)、Brody Bumila(LHP)、Carson Bolemon(LHP)

 

2-65

Connor Comeau(SS)、Cole Prosek(C)、Tyson LeBlanc(SS)、Jarren Advincula(2B)、Caden Sorrell(OF)、Ty Head(OF)、Jack Radel(RHP)

 

3-101

Taylor Rabe(RHP)、Caden Ferraro(OF)、Beau Peterson(3B)、Denton Lord(RHP)、Savion Sims(RHP)、Evan Dempsey(RHP)、Carson Wiggins(RHP)

 

4-129

Ryne Barker(SS)、CJ Weinstein(SS)、Rugar Riojas(RHP)、Dee Kennedy(SS)、Sean Dunlap(C)、Hudson DeVaughan(RHP)、Kam Durnin(SS)


5-162

Tre Beard(LHP)、Dylan Vigue(RHP)、Ty Horn(RHP)、Duncan Marsten(RHP)、Will Gasparino(CF)、Beau Bryans(LHP)、Hayden Johnson(LHP)、Tre Phelps(2B/3B/OF)、Brayden Dowd(CF)、Owen Hull(OF)

 

6巡以降になりそうな気になる選手 Kenny Ishikawa(OF/LHP)、Cooper Moore(RHP)、Jayson Jones(3B)、Declan Dahl(RHP)、Matt Quintanar(C)、Isaiah James(LHP)、Caden Bogenpohl(OF)

 

完全に希望ですが最初の指名1-24は高校生でいってほしいかなと思います。残ってる選手で一番評価してる選手をというのが基本ではありますけど、毎年避けてる高校生投手にいくのもありだということにしておきます。

2~5巡でもう2人高校生をいければいいなあ。1巡で高校生投手、2・3巡どちらかで高校生野手を指名してあとは大学生中心でといういつもの感じでお願いします。