私は手術順が二番目だったので、12時前に入室でした。

手術台まで歩いていって、寝っ転がったら麻酔科の先生とご挨拶。

いくつか注意点を言われ、覚醒したあと大きくお口開けてね!と言われましたが、できる気がしないので、無理やりやってくださいって言ったら、がんばってよ…って言われました(笑)

まずは点滴で麻酔入れたあと、呼吸器からも入れるとのこと。

その時数かぞえるからね〜と言われましたが、お酒が超!弱い私は、点滴で入ってきたのまでは覚えてますが、数を数えられた記憶は全くなし(笑)


そして覚醒!

終わったよ〜!の声で、カッ!と目が開きました。

ただ、鼻から2本管が入ってるので息ができない!!!

苦しい!息できない!息できない!
と言っても、隣で看護師さんと矯正の先生が、大丈夫、できるできるって…

酸素濃度ちゃんとあるから大丈夫って言われ、ちーん( ꒪⌓꒪)となった私…

そのあと落ち着いて、呼吸もなんとなくしてぐたーっとしていたら看護師さん(超美人)が苦しいから管抜こうか!って鼻の管を抜いてくれました。

そして大先生が現れて、
うむ!大丈夫そうだな!個室戻るか!って、起こされた瞬間…


おえーーーって。

気持ち悪っ…てなってもおじいちゃんお構いなし。
車椅子に乗せられて引きずられながら、あわてた看護師さんに袋を渡されリバースしながら個室に戻されました(´;ω;`)

距離的に5mとかだからいいんだけどさ…
吐きながら戻った私に母はきょとん顔( ˙-˙ )

ベッドに乗ってまず吐きました(笑)

なんとなく予想していましたが、お酒がすごく弱いので麻酔効きやすいんですが気持ち悪くもなりやすいんですよね。
ノリは二日酔いです。

これは体質とかもあるので、お酒が弱いからといって必ずなるとは限りません。
昔やった笑気という麻酔でも気持ち悪くなったので、私はあまり相性よくないみたいです。

結局私の手術時間は4時間30分だったそうで、意外とかかったねって言ったら
上顎2mm削ったんだよね〜。大先生がガミースマイル治さなきゃいかん!って言って。って。

それが地獄の始まりでした…( ꒪⌓꒪)


私が選んだ病院は、この顎変形症の手術では第一人者と言われ入院日数もとても少ない大先生がいる病院にしました。
今は息子さんがメインで手術してくれますが、細かいところは大先生が出てきて調整してくれます。

あと手術時間がすごく短い!
手術時間が短いということは腫れや治りが良いのです。
でもこだわりもすごく強くて妥協とか一切ないんですよね。

職人の技といいますか、匠といいますか、、、大先生のそこに惚れたと言ってもいいかもしれません。
ただ、大先生ということは昔の先生なので結構厳しいです。今の若い先生とは対応が少し変わります。
歯磨きとかもすぐにやらされて、うがいも一日20回!とか設定されるんですが、術後に20回もうがいに行くのはマジでしんどい。でもやらないと怒られるからやる…(笑)

超!わがままな患者の私がおじいちゃん(大先生)の前では静かなので、矯正の先生が笑っていました…

そんな病院に入院です。
看護師さんたちもすごく優しくて、安心して入院しました。

当日は大してやることもなく、ちょっと外出して必要なもの買いに行ってそのままよるご飯、シャワー、21時から絶食。
朝から絶飲食でした。

寝れなかったら眠剤処方するからねーと言われましたが、大丈夫!全然余裕!とか言ってたら朝方普通に目が覚めて、目がギンギンになりました…(笑)



さて術前矯正のお話です。

手術をすると決めたのが2年前。
ただ、私は顎関節症で関節に痛みがあったためまずはマウスピース治療からでした。

それも分厚いやつ…

それを夜な夜なはめ続けたところ、なんと!!!

顔が小さくなったのです!!!

まあ、この話はあとでもう少し詳しくお話するとしまして。

ただ、理想は一日中つけ続けろというF先生。
無理にきまってるじゃん、こんなの付けたらご飯も食べれないし、喋ることもできんわ!という我儘な患者の私…

結果夜しかつけないわがままな私は、このマウスピースを術前ギリギリまでつけることになったのですが。

ブラケットを付けたのは術前半年前でした。
しかも下顎フルと、上顎犬歯から犬歯までというイレギュラーで。

当初はサージェリーファストという、術前矯正なしで外科手術→矯正の予定だったのですが、訳有で付けたところ思ったより並んでしまい、アーリーサージェリーファストになりました。

なぜ上が犬歯から犬歯かというと、顎関節がまだ安定していなかったのでマウスピースをはめていたからです。