本日は大寒らしく、雪もちらついた寒い1日でした


『冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也(暦便覧)』
暦の上では、今年でいうと今日を境に節分までが最も寒い期間とされています。
耐寒のための行事もこの時期に催されます(鹿島神宮大寒禊など)。
凍り豆腐(高野豆腐)、寒天、酒、味噌など寒気を利用した食べ物を仕込むのにも良い
時期とされています。

寒の内に汲んだ水は雑菌が少なく、長期保存に向く為、腐りにくく、この時期に汲んだ
水を使ってつくった味噌や醤油、酒は高品質とされていました。寒の水は1年のうちで
水質が最もよく、柔らかな味で腐敗することもないと言われていたのです。寒の入りから
9日目に汲んだ水は最高の酒を造れるとされていました。

大寒の日に生まれた卵は、最も栄養が豊富で生まれる数も少なく貴重なものでした。
ニワトリもこの寒い時期には栄養を蓄える為、産卵数も少なくなってしまうのです。
ですが、その分生まれた卵は栄養満点、滋養強壮や金運UPにもよく効くと言われて
います。

懐かしい味わいの卵酒で健康運&金運UP

大寒たまごにちなんだホットカクテル、甘く軽い口当たりで女性におすすめです。
材料;梅酒100cc、蜂蜜大さじ1、卵1個
作り方
①卵をといて蜂蜜を溶かす。
②梅酒を鍋にかけ、弱火で沸騰直前まで温める。
③①に②を少しずつ入れ、混ぜる。卵を固めないように数回に分けて入れながら
混ぜる。
④①と②が混ざったものを再び鍋にかけ、沸騰しない程度に温める。
参考HP:『日本の行事・暦』