命を懸けて調査兵団に入団するんです。
いつまでも一緒にいたかったと…
そんなお母さんの気持ちは巨人によってぐちゃぐちゃに踏み躙られてしまったからです。
そんなお母さんの気持ちは巨人によってぐちゃぐちゃに踏み躙られてしまったからです。
母が巨人に無残に食べられていくのをどうすることも出来なかった悔しさ、家族への普遍的な愛、エレンの『駆逐してやる…!』という動機は独りよがりな心だけではなく、そこからも芽生えていて、その優しさが家族を突然奪われたミカサにも向けられ、彼女の心にも届いたのだと考えていましたが、映画ではそれが見事にすっ飛ばされ、ただ単にミカサへの恋慕に書き換えられていました。なので、家族や仲間の安否を気遣うシーンの多いアルミンやサシャの方が演技良かったとなってしまうんじゃないかと…。石原さん演じるハンジはアニメのハンジをコスプレした石原さんが渾身して再現したという感じです。声もいつもと全然違うし、アニメでハンジを演じた声優さんに少しでも近づけようと努力されたのが伺えました。映画を観るであろう1番大きな層に支持される演技を選んで演じて下さったのではないでしょうか。エレンとジャンのケンカシーンは役者さんが頑張ったことが伝わってきますが、シキシマとミカサの評価は正直下げざるを得ません。ジャンとサンナギを演じた方には好感を持ちました。
特にエレンとミカサが生き別れるところは
良く出来ていたと思います。