福島復興を支援したい!!『幸楽苑』の八重風すき焼きらーめんを食べてみた。 | 徒然探訪録

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私の好物はラーメンです。『幸楽苑』もよく利用するお店の一つですが、先日行きました際、大河ドラマ『八重の桜』にちなんだメニューが期間限定で提供されていました。

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八重風すき焼きらーめん¥514です。
『幕末のジャンヌダルクと呼ばれた新島八重さんは、夫婦一緒に「すき焼き」を食べに行っていたそうです。当時ではめずらしい牛肉料理を食べていた先進的な八重さんをモチーフとした新商品です。(『幸楽苑』HPのメニュー説明より)』


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八重風すき焼きらーめんセット¥651を注文してみました。ラーメン+ライス+月見玉子のセットです。


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麺はいつものと変わらない太さ、味。


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スープは醤油ベースですが、すき焼き風なだけあってすき焼きのたれに近く、トッピングの牛肉の脂がかなり沁み込んでいて、透明度は低いです。味は思ったほど甘くはなかったですが、普通の醤油よりはやはりちょっと甘めでした。

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トッピングはシンプルなすき焼きといった感じです。飴色に柔らかく煮込まれた玉ネギが意外にラーメンに合っていましたが、これはスープが少し甘めに出来ているからなのだと思います。


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トッピングのナルトは『八重らーめん』特製のもの。桜の花に『八重』の八。



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後半は辛味噌大蒜を投入して、スープの味にエッジを効かせて楽しみました。すき焼きに七味唐辛子をかけるのをイメージしていただければと。



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▲進化型ラーメンライス、『八重風すき焼き丼』。
①付け合わせの月見玉子をライスにのせて…。
②スープと具材をお好みでかけていただきます。
③おじや風にして出来上がり!!



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▲『八重風すき焼き丼』。



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月見玉子をそっと崩してスープとライスに絡ませます。このスープはラーメンと合わせた時よりもライスと合わせたときの方がすき焼き度が増します。ラーメンと一緒に食べていたときにはさほど感じなかった甘みをさらに感じ、まさに『すき焼き丼』です。


『幸楽苑』は昭和29年、会津若松市に『味よし食堂』として創業しました。昭和42年には『幸楽苑』と改称し、店舗を拡大、カレー店の展開等新しい分野での出店にも着手、新規店舗の不振に見舞われた時期もありましたが、それをバネに『100円ギョウザ』、『半チャンラーメン』等のヒット商品を生み出しつつ、『会津っぽ』という店名で人々に親しまれてきました。そして、再び『幸楽苑』の名で新業態のラーメン店を全国に展開し、今日に至っています。

会津若松の小さな食堂から始まった『幸楽苑』。

福島発の企業が発信したこの『八重風すき焼きらーめん』は『福島民報』の記事としても取り上げられました。


『幸楽苑八重風すき焼きらーめん 1月7日から期間限定販売

 ラーメンチェーンの幸楽苑(本社・郡山市)は来年1月7日から、全国約500店舗で来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」にちなんだ期間限定メニュー「八重風すき焼きらーめん」を提供する。期間は来年3月までの予定。
 主人公の新島八重が夫・襄と京都ですき焼きを好んで食べていたことから発案。ドラマを応援するとともに、県内外に店舗を持つ同社で八重の功績をPRし、福島の観光復興につなげようと商品化した。
 すき焼き同様に甘辛いスープが特徴で、牛肉と桜の花びらがデザインされた、なるとなどをトッピングした。価格は税込み514円で、ミニライスと半熟卵が追加される「八重風すき焼きらーめんセット」(税込み651円)も提供する。
 会津若松市生涯学習総合センター「會津稽古堂」で14日、完成披露会が開かれ、新井田伝社長、室井照平市長、宮森泰弘会津若松商工会議所会頭、目黒章三郎市議会議長が出席した。新井田社長が「この商品でドラマを盛り上げ、福島の復興支援に貢献したい」とあいさつし、出席者と共にラーメンを試食した。
( 福島民報 2012/12/15 08:33 )』


地元企業の福島復興への思いが込められたラーメン、ぜひ、ご賞味下さいませ。


参考HP:『幸楽苑 公式HP』
    『福島民報』