流山ー加村河岸・諏訪道(うなぎ道)②『割烹 柳家』ー | 徒然探訪録

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流山は江戸時代から物資運搬の中継地として水運業で栄えたが、それは明治時代になっても続き、以前からの高瀬舟に加えて、蒸気船の定期路が引かれ、寄港地として賑わった。

新川屋やましやのある旧流山街道広小路沿いには様々な荷物を扱う問屋や船宿、料理屋、商店が立ち並んでいたといい、今でもその当時の面影を残す土蔵造りの店舗がちらほらと見られる。

この広小路から市役所へと続く坂道の十字路にある『割烹 柳家』もそんな店の一つだ。

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▲『割烹 柳家』。創業は大正十三年。

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▲中庭。

二階の座敷席へと通されたが、畳の個室で非常に居心地が良かった。もちろん、ご同行下さったI様との時間が楽しいものだったのは言うまでもない。

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▲『柳屋』では近藤勇にちなんだ料理も提供している。

■勇丼(うな丼)¥1575
■勇弁当(鉄火重)¥1575
■勇膳 ¥4500
■勇餅(わらび餅)¥315
といったものがある。

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▲勇丼

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▲勇餅

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▲勇餅はテイクアウトすることも出来る。四個入り¥600、八個入りが¥1200。

『割烹 柳家』
 〒270-0164 千葉県流山市流山1-252
 ℡:04(7158)1078
 営業時間:11:30~14:30、17:00~22:00
 定休日:月曜(祝日は営業)

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▲『柳家』の店先に置かれた行灯。この行灯は旧流山街道広小路沿いの店舗を中心に設置され、このあたりは『流山本町行灯回廊』と呼ばれている。

行灯に施された切り絵は流山在住の切り絵作家飯田信義氏の作品で、手作りの行灯は飯田氏の近隣に住む長谷部年春氏の手によるものだ。 昔の風情を残した街並みには行灯の優しい灯りが良く似合う。

夕暮れ時の流山は行灯の淡く温かな光に包まれる。