ラケットが
重い。
重い。
重いのだ。
テニスでは
男性は300g、
女性は280g
と言われている。
そこで
ひとつの疑問が湧く。
女性並みの力しかない
非力な男性は
280gでもいいのでは?
非力な男。
そう、
自分のことだ。
足は鍛えているので
それなりの自信はある。
(瞬発力⚪︎・持久力×)
でも、
腕は別に太くしたくないし、
重い物も持てなくていい。
撮影で、
テーブルとか椅子とか
移動させる時なんかも、
「ヤマグチさんはメイクブラシより
重い物持った事無いんだから、
荷物は持たなくていいですよ」
と言われる。
もちろん、
冗談なのだとは思うが、
本当に力が無いのだ。
しかも、
右肩には"脱臼グセ"と言う
オマケまでついている。
(子供時代)
そんなだったので、
バスケットの現役時も
オーバーパスは出来なかった。
(肩が外れちゃうの怖いので)
いろんな事を鑑みて、
300gじゃなくても
良い気がする。
軽いラケットはどうなのか
ネットでもいろいろ調べたが、
「強い球に押し負ける」
と言うのが一番多い。
言わんとする事は
分からなくもない。
ただ、
例えば280gのラケットを
持った女性プレイヤーは
皆、一様に
力負けしているのだろうか?
そして何より、
非力な自分に対して
バコーっ!
と強い球を打つ人が
果たしているだろうか?
(自分のテニス仲間に)
たとえ居たとしても、
280gだろうが
300gだろうが、
そもそも技術的に返せない。
(何なら見えない)
そもそも
"押し負ける"
以前の問題。
昨日、
ウインザー聖蹟桜ヶ丘店で
280gと300gの試打をしたけれど、
(プリンスのビースト100)
確かに300gの方が
ラケットの重みを利用出来る、
ってのは実感出来た。
ただ、
問題はサーブ。
サーブは肩を回旋させるので
下手すると怪我する恐れアリ。
(何ならいつも痛い)
それを考えると
軽い方がいいのでは
と思ってしまう。
ちなみに、
現在使っているのは
プリンスのビーストDB300。
まあまあ重い。
重いんだよなあ。
でもさ、
280gを買うにしても
その差はたった20g。
大さじ一杯で
肩の痛みは無くなるのだろうか。
買っても
そんなに変わらないんじゃ
買う意味がない。
もし、
280gを買うとしたら、
赤のビースト(ひとつ前の型)
になると思う。
と言うのも、
テニスファッションを
"メイン色=黒"
"差し色=赤"
にしているからなのだ。
「あれ?ラケット買ったの?」
「あ、ああ・・うん・・・」
「えー!見せて見せて!」
「ほら」
「前のと似てない?って言うか同じ?
何が違うの???」
「いや、あの・・・20g・・・軽い・・」
これで妻を納得させられる
とはとても思えない。
まだまだ検証が必要だ。
現在、
300gのラケットでも、
肩が痛くならない
サーブの打ち方を研究中。
普通にアンダーサーブ
と言う方法もあるが、
それでは
ちょっとつまらない。
やはり
テニスをするのだから
それらしいサーブは
打ってみたい。
ただ、
こうして自分で
いろいろ試行錯誤するのは
楽しくていい。
試打スペースも広々、バックハンドも打てて◎