ハイブランド、
実際に買った事は殆ど無い。
ただ、
その中でも
"ルイ・ヴィトン"
は好きなブランド。
その理由は・・・
妻と出逢った頃、
妻はヴィトンのキーポル（ボストン）や
アクセソワール（ショルダー）、
モンソー（鍵付きバッグ）等を
持っていた。
のだが、
全く使っていないと言う事で
全て処分（売る）する事に。
ただ、
キーポル50（ボストン）だけ
使いたくて、
「これは残そうぜ」
って事になった。
そんなキーポル50、
長い間使っていなかったので、
所々に染みやカビが。
普通は
クリーニングを考えるのだけれど、
そんな言葉は知らぬ！
オレに洗えぬ物は無い！
な訳で、
お風呂でジャバジャバ
洗う事にした。
まずは
シャワーでバシャー！
バスマジックリンをかけて
タワシでゴシゴシ。
シャワーをかけて
ゴシゴシゴシ。
仕上げに
シャワーでバシャー！
（良い子の皆は真似しないでね）
結果・・・
汚れもカビ臭さも消え、
めっちゃ綺麗になった！
（おお！凄いなヴィトン）
ちなみにだが、
ヴィトンのモノグラムは
トアル地と呼ばれる素材で、
エジプト綿に
"PVC"（ポリ塩化ビニール）
をコーティングしたもの。
なのだが、
ハンドル等に
ヌメ革が使われており、
革の匂いがするので
ずっと本革製だと思ってた。
当然、
"洗濯"した時も
合成皮革とはつゆ知らず、
「洗っちゃえ！」
とゴシゴシ洗ったのだ。
こうやって
「メンテして長く使える」
（メンテとは呼べないけれど）
のって凄くいいし、
自分好み。
それから、
すっかりヴィトンが
好きになってしまった。
ゴシゴシ洗いから20年、今でも旅行では必ず連れて行くキーポル50
そんな昨年のこと、
20年ほど使った
財布の後継者を探した結果、
ヴィトンの
に白羽の矢が立った。
生地が先出のPVCなので、
ガシガシ使えると思ったからだ。
だが、
問題がひとつ。
財布は
とても気に入ったのだが、
自分はバッグを
持たない人なのだ。
ポルトフォイユは
ポケットに入れるには
ちょっと大きい。
（これでバッグ買うのもなあ・・・）
と、
何気にヴィトンのサイトを
見ていたら・・・
（おお！）
それは、
シンプルなモノグラム、
カラーも落ち着いていて◎。
それに
ドラム系は好きな形。
ちょうど、
伊勢丹メンズ館に
ヴィトンが出来たので、
実際見てみる事に。
「おお！いいね！」
「いいね！似合ってる！」
妻と一緒に見に行ったのだが、
一目で気に入ってしまった。
大きさもちょうどいいし、
全然重くない。
手で持ちたかったので、
（ストラップは要らないかなー）
と思っていたけれど、
実際肩にかけたら
とても良い感じ。
店員さんにも
「お似合いです！」
と言われすっかりその気に。
（褒められるのを真に受けるタイプ）
ただ、
たださあ、
値段が値段なんですよ。
こんな値段のバッグ
買った事無いし。
そもそも
そこまでして、
バッグ必要かなあと。
伊勢丹に着いて
すぐヴィトンを訪れたので、
頭を冷やす為
ひとまずいつもの6階に。
「どうしようかなあ」
「いいと思うよ！」
「確かに良かったよなあ。
全然重くなかったし、
使い勝手はめちゃ良さげだったし」
「凄く似合ってたよ！」
「でもなあ・・・」
エスカレーターが進む中、
悩む自分に対し
妻が伝家の宝刀を振るう。
「いいよ！」
「え！？い、いや・・・」
「いいよ！似合ってたもん」
「い、いや・・・」
妻が振るった伝家の宝刀、
それは
"誕生日プレゼント"
だった。
ウチは誕生日に関わらず
気に入った物が見つかった時、
それを誕生日プレゼントにしてもよい
（クリスマス、バレンタインも同様）
と言う決まりがある。
値段が張る場合、
誕生日、クリスマス、
バレンタインデー（ホワイトデー）、
結婚記念日、
そして翌年の誕生日、クリスマス・・・
と言う合わせ技も
使える事になっている。
ただ、
さすがに今回、
合わせ技にしてはやり過ぎだ。
（う〜〜〜ん）
そこで、
こういう提案をしてみる。
「今年還暦だから
一応、還暦のお祝い、
そして65歳までの誕生日、
クリスマス、
バレンタインデー
ってのはどうだろう」
「全然いいけど、
65歳までに欲しい物
出て来るかもよ〜♪」
「そ、その時は自分で買う！
または再交渉で！」
「じゃ、あと来週行く
旅行のゴハン全部おごりで」
「わか！」
6階到着後、
必ず寄るY-3に目もくれず
そのままゴーダウン。
在庫が少なめ
と聞いてはいたのだが、
まさかのラスイチ。
今の今まで、
気に入ったバッグを
持った事が無かったけれど、
生まれて初めて
気に入ったバッグを
持つ事が出来た。
還暦で良かったw！
ありがとう！
大事にします！
早速お出かけしてみる