或る日、

我が家で異変が起きた。

 

妻がトイレから出て来ないのだ。

 

 

近くまで言って声をかけると

 

(・・・たい・・・痛い・・・)

 

と呻き声が聞こえる。

 

驚いて何回か声をかけるが

痛い・・と答えるだけ。

 

 

結婚して19年、

妻からここまでリアルな

"痛い"と言う言葉は

聞いた事が無い。

(とても我慢強い)

 

 

「救急車呼ぼうか!?」

 

「・・う、動けない・・・」

 

 

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00時35分。

 

ここは救急病院。

 

コロナ禍の中、

運良く

救急車もすぐに来てくれ、

運良く

病院で手当てを受ける事が出来た。

 

 

激しい腹痛、

嘔吐に下血。

 

血液検査とCTの結果、

虚血性腸炎だった。

 

 

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帰宅後、

予後が悪く

翌日再び近所の中堅病院へ。

 

再び血液検査とCT、

結果即日入院。

 

 

5日間の入院を経て

(入院は3月30日から)

自宅でしっかり療養。

 

 

あれから半月程経つが、

今も油物や刺激物は摂れていない。

 

食べ物には

いつも気をつけているけれど、

いつ何が起こるかは分からない。

 

しかも、

今回は原因が分かっていない。

 

 

ただ、

年を重ねる毎に

こういう事は起こり得るので、

普段から気持ち的な準備は

しておこうと思う。

 

そして何よりも

自分が健康でないとダメだ。

 

たとえ何が起きても

何でもしてあげられる様、

いつで元気でいなければと思う。