「ただのHTML4のバージョンアップなんでしょ?」と思いきや、違いました(汗)。
文書構造が目的だったHTML4やXHTML1とは違い、HTML5ではアプリケーションが加わるような感覚です。つまり、
今までのHTMLじゃ機能不足です。
なので『機能拡張』と『互換性』に重点を置きますよー!
ということなんです。
じゃあHTML5では何が出来るか?
■綺麗なHTMLがスッキリ書ける
■動画や音声、グラフィックの描画が可能になる
■簡単なJavaScriptを書くだけで位置情報がわかる
■フォーム周りの機能が強化されている
■要素の定義の見直しや追加が行われている
ウェブ標準のAPIでリッチなサイトが簡単なコード記述で実現可能できます!
videoやaudio要素で動画音声を、
canvas要素を用いることで簡単なアニメーションをFlashなしで実現できます。
クロスブラウザを考慮しなくてはいけないWEB制作現場からすれば、
特に互換性の定義は大きいです。
いままでJavascriptなどのプラグインでブラウザごとに個々で対応し、
挙動の違いがネックでした(特にIEには泣かされました...)。
HTML5は部屋の掃除と一緒かな~と思います!
例えば引越ししたて部屋を想像してみてください。
片付いてない本や服などがあります。
当然引越ししてきたばかりで家具もありません。
家具がないのでとりあえず備え付けの棚や収納ボックス(プラグイン)を使ってました。
それがHTML4やXHTML1でした。
ですがそろそろ物も増えてきました。
もうこれではどこに何があるか自分でもわかりません...(僕の部屋と一緒です。笑)
なので本棚を買い(要素の追加)、クローゼットに服をしまうというルール(要素の定義の見直し)を作りました。
そして本は本棚、服はクローゼットに片付けます(綺麗なHTMLがスッキリ書ける)。
そうすることで部屋に誰を呼んでも、整理整頓され、結果どこに何があるかが分かる(互換性がある)のです。
個人的にはこんな感覚かなと思います。
まだまだブラウザーごとのAPIの実装の有無や課題はたくさんあるみたいですが、
HTML5は、ウェブテクノロジー自体がアプリケーションプラットフォームになっていくうえで欠かせないのです!
しかし個人的には「WEB制作現場で今まで難しかった事が簡単に出来る」ということはもとより、
「クライアントの要望をよりよい方法で実現でき、マルチデバイスで豊かなWEBサイトを提供できる可能性が広がった」
ということに大変うれしく思っています。
WEBの未来を考えると楽しい今日この頃です^^
★HTML5 サンプルサイト
■オンラインお絵描サイト
http://muro.deviantart.com/
■AppleのHTML5サイト(safariでしか見れません)
http://www.apple.com/html5/
■canvasの可能性(Flash使ってないです)
http://9elements.com/io/projects/html5/canvas/
株式会社code3オフィシャルサイト
http://code3.co.jp/
WEB制作 ホームページリニューアル CMS・ブログシステム構築のことなら弊社にご相談ください。
http://code3.co.jp/contact/index.html