各国語でゆっくり走ってねと書いてあるのですが、中国語の「慢慢地」が妙にツボにハマりましたw
この後、走りながら「マンマンチー、マンマンチー」と呟きながら走る怪しい人に。
それは帰ってからも続いてます(;´Д`)
いよいよしまなみ海道編ラスト。
亀老山展望公園からの夕日、そしてゴールの今治駅を目指してがんばります。
伯方、大島大橋を渡り第6の島、大島へ。
橋を降りてすぐ、対岸に村上水軍の城があった能島が見えます。
ここの潮流は激しいことで有名です。この潮流が天然の城壁になったそうです。
海っていうより増水した川のような流れでした。
さて時間がありません。とっとと先へ進みましょう。
大島は島の海岸線でなく島の山中を突っ切ります。
多分コース中、1番景色がなく、1番坂がシンドい場所だと思います。
この辺の写真はほとんど無く、ただモクモクと坂を上ってました。
町の中を抜け、いよいよ亀老山展望公園入り口に到着。
3.7キロという短い距離ですが、現在4時半。 わずかの体力で上れるでしょうか・・・・
キッつ~!( TДT)
もうダメ・・・背中のバックパックがやたらと重く感じる。 サドルバックの荷物も捨ててしまいたい(ToT)
こんなこと言われても頑張れない!(しかも売店閉まってたし)
でも・・・
景色スゲーー! 海に引き込まれそうだわ~
ボロボロでもなんとかなるもの。5時前に頂上到着。
ホッとしたのもつかの間、駐車場で足がふらついて、まさかの立ちごけorz もう散々じゃ(ノД`)シクシク
展望台はとてもモダンな作り。 さすが有名なだけあってたくさんの人、人。
曇っとる∑(゚д゚lll)ガーン
なぜだ? 昼間はあんなに晴れてたのに。
ほんとガックシ。
でも来島海峡大橋を見渡せる展望台からの景色は、高見山からの景色に負けないくらいステキでした。
日も沈みイヨイヨ暗くなり始めたので、ナイトライドの準備をして下山。
来島海峡大橋を目指します。
ここを渡ればいよいよ四国上陸です。
さすがしまなみ海道最大の橋。 とにかくデカイ!
薄暗い中、ライトアップされた橋を渡るのもなかなか乙。
全長4キロの長い橋を渡りきり、ついに離島めぐりは終了。
少し寂しい気もしますが、腹が減ってそれどころではないw
とりあえずサンライズ糸山で休憩。
レンタサイクルの拠点だけあって自転車の数が半端ない(゜o゜;
今治駅まであと少し! 市街地をもりこぎします。
ちゃんと青線は続いているので、迷うことはありません。
と、突然青線が無くなったと思ったら・・・・
いつの間にかゴールの今治駅!
やったー! 走りきった~!
でもさ・・・・ せめて「しまなみ海道終点」とかさ「しまなみ海道完走おめでとう!」とかの標識を作ってくれよ~(;´Д`)
いきなり終わっちゃったしw
まあ無事に走り終えたし、ヨシとしましょう(^O^)
それにしても、さすがはしまなみ海道のゴール&スタート。
駅舎内にGIANTストアがあるのは日本でもここだけではなかろうか?
さて腹も減ったし、まずは宿へチェックイン。
駅から歩いてすぐ、ちょっと路地に入ったところにありました。
今日の宿「シクロの家」
今年の夏にオープンしたばかりのゲストハウス。
中はカフェスペースも兼ねた談話室。
シャッター付きのガレージもあり、メンテナンス用具もバッチリ。
ウェルカムドリンクでお迎え。
ドミトリーは2段ベット。ちょっとハシゴが昇り降りしにくかったけど(-_-;)
スタッフさんも明るく、なかなか素晴らしいゲストハウスだと思います。
早速夕飯に繰り出します。
スッタフさんイチオシ。今治のB級グルメ、重松飯店の焼豚玉子飯。
極めてシンプルですが、チャーシューのタレと卵の黄身が混ざり合い、最高のハーモニーを奏でます(どこの料理評論家だ)
そしてやきとりの世渡にて
今治焼き鳥。
これは今治の人がせっかちなためできたスタイルだとか。
今治B級グルメを堪能した後、銭湯で汗を流し、宿に帰ったらいつの間にか寝てしまってました。
よほど疲れてたのでしょう(^_^;)
総走行距離はわずか130キロほど。途中のんびりしたり、写真を撮りまくったりして1日かけて走りましたが、ただ本コースを駆け抜けるだけなら半日もかからないと思います。
でもそれはさすがにここではもったいない。
寄り道、脇道、回り道、それらすべてがしまなみ海道です。
時間の許す限りあっちへフラフラ、こっちへフラフラするのが一番楽しいと思います。
なんせ狭い離島。迷子になることなんてまずありませんからw
今回まわりきれなかった場所は、またいつか・・・必ず訪れよう、そう思える素敵な場所でした。
しまなみ海道編 拙い文章を最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ん? もう1日あっただろうって?
それは次のお話。
もう一つの聖地編へww
次からは趣味全開の話になります(*´∀`*)