ウフィツィ美術館 自画像コレクション
会期: 2010/09/11~11/14
フィレンツェのウフィツィ美術館というだけで
ワクワクして出かけたのですが、
実は、この展覧会は珍しく"自画像"の展覧会なの
です。
1Fでは、簡単にビデオでウフィツィ美術館の
説明があり、展示では自画像と少し説明や代表作の
一部が示されていたりして、すこしわかりやすく
されていて、好感のもてる展覧会でした。
自画像は、その画家の特徴やタッチを表しています。
その意味では面白く、なおかつ「ヴァザーリの回廊」に
収められているため簡単にみることができないことを
含めるとその価値は高いものだと思います。
ヴィジェ=ル・ブランの『マリー・アントワネットの
肖像を描くヴィジェ=ル・ブラン』(中央)は、
アントワネット王妃付きの画家であり、繊細で細やか、
女性らしい透明感のある肌質、目を惹きつけられます。
エリザベート・シャブランの『緑の傘を手にした自画像』
(左)は、この物憂げな、なにかを伝えようとする目に
しばらく見入ってしまいました。
フランツ・フォン・シュトゥックの『自画像』は、
007シリーズに出てきそうな、そんな見通す様な眼をした
かなり厳つい系の肖像でした。
それとは対照的に、ジャコモ・バッラの『自画像(
アウトカフェ)』(右)は、温かい人間味のあるなんだか
刑事コロンボのような、そんな感じが伝わってきます。
この方の作品を見ると、漫画家の故赤塚不二夫先生が
走ることを表すために沢山の足を描いてましたが、
同じことを絵画で先にやられていたようで、驚きでした。
マルク・シャガールの『自画像』(下)は、自画像なんて
沢山描いているから今さら、、、とは思うのですが、
かなり晩年に描かれたせいでしょうか、人生の集大成
という感じが、独特の青の世界の中から伝わってきました。
ボリス・ザボロフの『画家とモデル』は、画家たる自分を
描くという場面自体を表現することで、特徴ある表現を
出しているのが印象的でした。
画家たちの顔を見れるというのも、今後作品を見るときに
変化があっていいものですね。
損保ジャパン東郷青児美術館
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/
# 素人紹介です。ご了解ください。
