南アWC | リノッチのブログ

南アWC

今年はさーーカーのワールドカップの年ですね。

開幕まで半月ほどです。

今日のNHKBSで過去のワールドカップの
好試合を放映していました。

夜やっていたのが、1982年スペイン大会の
フランス対西ドイツでした。
確か準決勝で、西ドイツがフランスを
土壇場で逆転した、壮絶な試合でした。

このスペイン大会では最終的に、西ドイツを
イタリアが決勝で破って優勝したのですが、
イタリアの快進撃にも凄いものがありました。

その立役者ともいえる人物がセンターフォワードの
パオロ・ロッシという選手でした。
一番の見せ場はベスト8(だったかな?)で当たった
ブラジル戦でした。
当時、ジーコ、ソクラテス、ファルカン、セレゾを
擁する世界最高のブラジルから3点を奪ってしました。
たった一人で撃破してしまったといっても過言では
ありません。
その後の準決勝、決勝も大活躍し、イタリア優勝に
大きく貢献しました。

この選手、大会前に八百長疑惑で試合出場停止処分
になっていたような。ワールドカップの一次リーグの
時にも試合勘が戻らず、大して活躍していませんで
した。
またこの大会の後も確かパッとしなかったように
記憶しています。

まさにスペイン大会の優勝に至る3試合だけ彗星の
ように輝き、とてつもない大仕事をして去って行った
感があります。なので記憶に鮮明に残り、今も
こうしてスラスラと書けるのだと思います。

一瞬に輝いた太く短く生きた人物として、坂本龍馬
さんもよく紹介されますね(大河ドラマ観てます。
結構、泣けます)。

物事がかみ合った時の人間の出すパワーと周囲に
与えるインパクトは凄いということでしょうか。

※パオロ・ロッシ選手、若かりし頃、セリエB、セリエAで
2年にわたり連続得点王となっていたようです。
やっぱりすごい選手だったんだ。