賃貸住宅マーケットはどーなる? | リノッチのブログ

賃貸住宅マーケットはどーなる?

住宅を、新築持家、中古持家、賃貸に大きく分けてみると、
今現在、そしてこれからもっとも厳しい(供給サイドからみての話し)
のが、賃貸になりそうな。

直近の統計によると全国の空家率は13%台だが、賃貸住宅に限ってみると
20%近くに達している。ひどい都道府県になると、3割を大きく超える。

もともと空家率は長期にわたって上昇の一途だけど、
この年々か続いている低金利もこれを後押ししてしまっている構造。
影響は大きく2つある様子。

ひとつは低金利を背景に供給サイドがチャンスとばかりに借入を行い、
賃貸物件を建てに建てた様子。供給過剰に拍車がかかった。
もうひとつは低金利により住宅ローンが安く組めるため、賃貸居住者が
住宅購入に傾いた様子。賃貸から持家へ流れた。

上記のうち、供給サイドはさすがにペースダウンしそうだけど、
低金利を背景とした賃貸から持家への流れはしばらく続きそう。

全国の世帯数がどんどん減る中で、賃貸は・・・。きびしい。

持家に負けない賃貸住宅・・・。カスタムメイド型のリノベーション賃貸住宅なんてできないかな。