実は9割の人が自己肯定感の高め方を誤解しているとの指摘があります。多くの方は「成功した時だけ自分を褒める」という条件付きの自己肯定をしているようです。
このような条件付きの自己肯定では、失敗した時や自分より優れた人を見た時に自己肯定感が下がってしまいます。これは「常に良くならなければ」と自分を駆り立て、等身大の自分を受け入れられない状態を生み出していると考えられます。
心理学的研究によれば、本当の自己肯定感を育むには「無条件で自分をOKとする」ことが鍵とされています。小さな子どもが落ち込んでいる時、「もっと頑張れ」ではなく「どうしたの?」と寄り添うように、自分自身にも同様の優しさを向けることが大切です。
また、問題解決能力を高めることや、愛情に包まれる環境を作ることも、自己肯定感向上に有効とされています。心の安心感が育まれると、自然と強いメンタルが形成されていくのではないでしょうか。