先週の土曜日と日曜日のこと。

ジュニア高学年(5・6年生)のトレーニングを担当しました。

いやっ、正確に言うと「担当させていただきました」ですね。


U-18が期末考査の時期で、ゆったりとスケジューリングしている頃を見計らって、スパプロやその他のカテゴリーをじっくりと見(もしくは観察)させていただいています。

というわけで、ジュニア高学年の話を。

最近の情報や実感が少ないわたしがまずしたこと。


『最近、どうよ?』的な、ミーティングからスタートです。

どんなトレーニングや、どんな狙いや、どんな意欲かを、瞬間で把握すること。

もちろん、その瞬間だけで全て把握できるほど素晴らしいコーチではない自信があるのですが、2日間の合計数時間は同じ時間を共有する仲間です。


なので、話を聞きたいのですね。

内容は何でも良いのです。

要は、お互い(選手たちもわたしも)話が出来て、話を聞くというスタンスで入れるかな、という意味で話を聞きました。

結構、細かくトレーニングメニューの話をしてくれました。

内心、『やばっ、レベル高っ!』と思いながら、「なるほどー、ありがとう。参考にして始めよう」、でスタートです。


すみません。

たぶんですが、全く参考にしていません。

参考にならないのではありません。

この日のグランド状況やわたしの力量や選手の意欲をイメージしながら、実行したトレーニングだったからです。


・リフティング(ルール設定の変更や、ふたり組みなどのバリエーション)

・ポゼッションゲーム(5対1、あるいは5対2)

・紅白戦(ポジションの設定と狙いは指定してスタート)


両日とも、約1時間30分くらいを、集中して取り組んでくれました。

実は土日とも上記のトレーニングメニューがベースで、その日のメンバーや実際に起こる状況で設定をその度マイナーチェンジして行ないました。


何が綴りたいか?

改めて、ジュニア年代の意欲というかエネルギーの大きさです。

きっと、わたし自身が選手とのやりとりの中で、大きなエネルギーをもらっています。


ということで、わたしだって選手に大きな(いやっ、小さくてもいいので)エネルギーを与えることの出来る存在になりたいな、と。


毎回が同じという感覚ではダメでしょうね。

同じ人間だって昨日と今日は何かが変化しているわけで、グループ(チーム)もその日その日で変化があるはずなのです。


『更新されゆく日々』、という感覚を忘れずにいたいと思います。

そして、その裏返しに「記憶する日々」、という感覚があることも忘れずにいたいですね。



文責:310

先日 帰宅するとアナザースカイという番組で日本代表中沢佑二選手が出演していました。 


ブラジル留学中のエピソードを聞くだけで中沢選手の人間性が滲みでていました。 



そんななかインタビューで


『ブラジルに行った当初は日本人というだけでパスをもらえなかった』 と答えていました。




海外の選手の取材なんかでよく聞くフレーズですが、なぜかこのときは妙にその一言が引っかかってなりませんでした。



本当に日本人だからパスがこないのだろうか・・。 




最近、指導の際に意識していることはポジショニング。 特になぜそこにいる必要があるのかや、そのポジションを取ることによって全体にどうゆう影響があるのかなどなど。



そのことと調度一致したのか、ひょっとしたら日本人だからパスが来ないのではなく、 サッカーをよく知っているヨーロッパ、南米の選手からすると日本人のポジショニングではパスが出せない、もしくは出しても効果がないから=パスが来ない という感覚になるのではないだろうか。 



例えば、DFである中沢選手がボールを受ける際に相手FWにプレッシャーを受けていたら、当然出し手としてはその選択肢は嫌がる。 


他にもっと簡単な例でサッカーの経験がさほどない人とプレーをすると非常にパスが出しにくい位置にポジションを取っていることが多々ある。 

それと似たような感覚がサッカー先進国と人たちにはあるのではないだろうか。



確かに自分の経験でもボールを持ってから行う技術やボールを受ける瞬間の技術(ファーストタッチなど)は凄く練習したり、言われた記憶はあるけれど、ボールを受ける前の状況について指導されたことはほとんどない。 


あったとして相手の裏を取る駆け引きくらい。 



現役時代に自分がここにいることによって相手や味方にどうゆう影響があるかなんて考えてプレーしたことなんて皆無に等しい。 


しかし、現在のサッカーはボールを受ける前に勝負が決まっているといっても過言ではない。 

シャビやイニエスタは本当に受ける位置が上手いなーとつくづく思う。 




そんなことを考えさせられた何気ない中沢選手の一言でした。 



振り返ってみるとその日のスペシャルクラスの練習は小学生ながらそうゆう駆け引きがあったし、逆にフリーの味方を囮にして自分で突破するシーンなんかもあって見ていて楽しかったです。 




今日のU14の練習試合でもチーム全体としての駆け引きは見ごたえがあったし、意図のあるプレーが増えてきたなという印象です。 



明日も練習試合と週末は毎回楽しみですが、雨の影響でグランドが心配ですね。 



文責:3776


INAC多摩川スタッフブログ2009-2010-スパプロ1


11月29日、日曜日の夕暮れリバーサイド。

スパプロを開催しました。


先月に続いての開催だったこともあり、「スパプロ? 行きます!」という素早い反応を感じることが出来ました。選手の中にも、どんな企画で、どんな内容で、どんな空間なのかという認知度が、ほんの少し上がったようです。


さて、今回はこれまでとは違った内容で行ないました。

これまでは、どの年代で行っても、そのレベルで変化可能な内容のものが多かったのです。

ドリブルからのシュートや、1対1の攻守などなど。


今回は、早い時間から選手がしっかりとグランドに集まっていて、しかもそれぞれでボールを蹴り合う風景から直感的に「ポゼッションをしよう!」と決めました。

小学5年生から高校3年生までのメンバーが行なうポゼッションゲーム・・・。(Fコーチというピチピチのオトナも参戦☆)

どんな空間になるか?



さて、この日のメニューです。


・挨拶

・この日の趣旨(内容や目的)

・2人組みリフティング(いくつものルールを設定して、ふたり組みのメンバーも変えながら)

・2チームにグループ分けして、ステップワークやドリブル&パスでの対抗リレー

・INAC式オニゴッコ(4グループに分けて、ポゼッションオニゴッコ)

・INAC多摩川U-18流ロンド(5対1のボール回し、ルール設定バリエーション付き)

・5対5+2フリーマン(2グループ)

・12対11の紅白戦

・挨拶


日頃はそれぞれのカテゴリーだけで行なうトレーニング(遊び?)を、カテゴリーを超えて体感する。

小学生が、高校生のオニを翻弄する。

中学生が真剣に高校生のボールを奪いに行く。

高校生が真剣に小学生のボールを奪い取る。

5対1のボール回しから紅白戦まで、そんな画が至るところに散りばめられていました。


「ポゼッションゲームばかりだと、今回は上手くいかないかな・・・」というほんの少しの不安は、この日参加してくれた選手たちの意欲や笑顔や姿勢で、どこかに飛んでしまいました。

むしろ、たくさんの気付きと発見がありました。


参加してくれたメンバーのみんな、そしてFコーチ、ありがとうございました。

また、開催しましょう☆

コーチも、もっと勉強します!


INAC多摩川スタッフブログ2009-2010-スパプロ2


参加メンバー

後列左から 

ユウゴ(高2)、タイガ(中3)、カッキー(高1)、シュート(高1)、トッシー(中2)、セラ(高2)、ノリ(中3)、ヒカリ(中2)、モリタカ(中2)

中段左から 

ライ(中1)、カイ(中1)、モミ(中1)、オマタ(中2)、ユウト(中2)、コバ(中1)、サキ(中1)

前列左から 

フジタコーチ(?)、イタル(小6)、マツケイ(小6)、シュンタロウ(小5)、ハヤケイ(小6)、ソータ(小6)

終了後、用事ですぐに帰宅したキョウヘイ(高3)だけ集合写真に納まっていません。

キョウヘイもありがとう!



補足

本日(12月5日)のジュニア高学年のトレーニングを担当しました。

その中で、「キャンキョン(キョウヘイのあだ名らしい)は、これからどこでサッカーやるの?」とか、「前々回のスパプロで俺(シュンタロウ)の髪型に似た高校生(リョータ)はポジションどこなの?」とか、「ノリオくんがどうして高校サッカーやるか知ってるよ」とか、そんな話題を自然に話していました。

トレーニングでも、「あっ、スパプロでやったやつでしょ?」とか、「こういうこと狙うんだよね」とか、しっかりと覚えていてくれて、すごく新鮮でした。

目には見えないけれど、芽は育つつあるのでしょうね。



文責:310