梅雨の中休みだった土曜日AM。
タマリバーグリーングランドに集まるサッカーキッズたち。
ジュニア監督との打合せを、練習が始まる直前に微修正。
この日、私は4・5・6年生(4年生大会メンバーの3年生2名を含む)を担当させていただきました。
毎週の練習毎にあれこれと発見がある中で、「人はいつ学ぶのか」、を考えているうちに練習直前にふと思い立ったのです。
選手にも監督にも迷惑この上ない思い付きです。 重々承知しております。
人はいつ学ぶのか。
教わった時。 失敗した時。 成功した時。理解した時。
色々ありそうですね。
しかしその時、ふと思ったこととは、「人に教える時」あるいは「伝える時」に実は学んでいるのではないか、ということです。
教える時に学ぶ? 伝える時に学ぶ?
4・5・6年生集合からほどなく、選手にこう伝えました。
「あそこに1年生グループがいるよね。いまからひとりずつ手を繋いで連れてきて」
おびえる1年生? ワクワクの1年生、想いは様々だったはず。
わたしのひと言から、高学年と1年生のコラボレーションがスタート。
行なったことはシンプルなものばかり。
1対1の鬼ごっこと1対1のドリブル鬼ごっこ、のみ。
上手に1年生をリードする高学年。 途惑う高学年。
翻弄される高学年(笑)
ある選手は自己紹介で自分アピール☆
ある選手はそれこそ1年生を導きながら引き出しながらの鬼ごっこ。
合間にひとつだけ高学年に課題を出しました。
「どんなドリブルをすれば上手に出来るようになるか教えてみよう。伝えてみよう」
言葉で教える高学年。
自分自身がボールタッチを実践して伝えようとする高学年。
偉そうに伝えたフリの高学年(笑)
20分くらいの時間でしたが、様々な様子を観ることが出来ました。
最後に手つなぎドリブルで、山本コーチ、初田コーチ、310コーチにタッチ出来たら勝利、という鬼ごっこ。
スタート時よりも難しい設定を、良い言葉掛けや、上手にリードするような高学年の選手が増えた気がします。
さて、この20分ほどの時間。
学んだのは誰でしょうか。
1年生?
わたしは、実は高学年の選手の方が学ぶことが多かったと思っています。
教えるとは学ぶことであり、伝えるとは自身が理解することでもあるからです。
教える、伝えるが上手に出来なかった選手も実は何かを学んでいるはず、いや学んでいなければいけません。
と、なると、この日の師匠は誰でしょうか。
高学年?
実は1年生が師匠かもしれません。
「教えるあるいは伝える機会を与えてくれた師匠」かもしれませんね。
師、曰く。
「あのさ、もうちょっと分かるように教えてくれない?」
「シンプルにリズム良く伝えてくれない?」
「上手に伝えられないからってイライラしないでくれない?」
「クイズみたいにワクワクさせてくれない?」
これらは、実は私自身が選手に思われていることかもしれません。
いや、そうに違いない。 これはまずい、やばいですよー!
ということは、私たちコーチの師匠は・・・
追記
新年の初蹴りの時に、ハッとさせられたことがありました。
その日は全カテゴリーの選手が参加。
この日と同じように高校生にむちゃ振りをしたのです。
「1・2年生(現・2・3年生ですね)を手を繋いで連れてきて」
そのまま、手つなぎサッカーをしたのですが、高校生がスマートに小学生をエスコートしたり、言葉巧みに気持ちを乗せているような試合になりました。
「やっ、やるじぁないか、高校生」。
いや、手を繋いで導いているのはもしかしたら小学生かもしれません。
小学生に振り回されているフリで、実は気持ちを乗せているのは高校生かもしれません。
そして、一番学んだのは私かもしれません。
人はいつ学ぶのか。
師、曰く・・・
文責:310


