6月10日、U18地区リーグのレポートです。


『日ごろのトレーニングとどれだけリンクするか』

『いま出来ること、出来ないことへの理解度』


この日の対戦相手は、しっかりとサッカーに取り組むチームでした。

どの選手が出場しても穴がなく、そしてひたむきに取り組むチーム。


試合前の選手たちは、「けっこうやられるだろうなぁ」のネガティブな意見が多かったように思います。

「そんなことないんじゃない。けっこうやれると思うし、楽しい試合になるんじゃないかな」と、私。


それには理由がありました。

「起こりうる未来」がこの2週間でほんの少しよい方向へと向かっている実感があったからです。

数名、もしかしたらほとんどの選手のプレーの質に良い変化を感じていました。

そして、いま取り組んでいることが、この日の対戦相手はまさに一致するような相手という実感がありました。

丁寧に、そしてサイド攻撃とクロスボールを多用するプレースタイル。

毎年のように地区リーグで対戦する相手なので、プレースタイルは維持しているはず。


試合開始。

激しくプレスを続けてくる相手にスタート時は少し混乱していました。

最近の自信のなさも要因のひとつですが、この日は時間を追う毎に選手が冷静さと自信を付けていく様子が見て取れました。

冷静さとは、日ごろの取り組みがまさに噛み合っていて、選手同士の意識が一気に繋がった印象です。

また、わたしの声掛けと問い掛けにも選手のイメージがリンクしている実感があり、「続けるべきプレー」を選手が実践し続けました。

守備の戦術をトレーニングしていないチームが、とても戦術的な攻守を繰り返しました。

相手の方がボール保持の時間が長いのですが、だからといって混乱もなくなり、常に頭が整理された状態でプレーを続けました。

頭が整理されているから、無駄なミスが少ないのですね。

とても濃厚な80分でした。


良い距離感を保ってプレーする。

効果的なフリーランニング。

良いコーチング。

ボールへの圧力の激しさ。

『いま出来ること』をしっかりと実践した80分。


攻撃へのスムーズな移行。

攻撃の厚み。

圧力の中でスキルの発揮。

効果的なパス、ドリブル、シュート。

全員のフィジカル(心身の体力)の強度。

選手層。

『いま足りないこと(まだ途上)』を理解する80分。


相手ベンチでは、仲間を鼓舞する大応援団。

さながら選手権予選のような雰囲気を相手ベンチが創り上げてくれました。

ハーフタイム、INACのメンバーがポツリ。

「あの応援は、俺を応援していると思っています。燃えますね!」。

なかなかに頼もしい。


いきなりの高温多湿に疲労がピークの後半中盤。

INACベンチは2名のみ。(しかもハーフタイムまでの2名とも交代したので、交代枠はすでになし)

その2名が、しっかりと仲間を応援、そしてサポートしてくれました。

「チームワーク」という言葉が当てはまらなかったメンバーの、小さな、そして大きな変化です。


お互いが消耗する中で最後までゴールを目指し、ゴールを防いだ攻防は、0-0で引き分け。

グッタリ戻る選手たちの表情は悔しさと充実感が混同しているような、いないような、気のせいのような。

さて、この日の試合は次回の練習や試合にどう繋がっていくでしょうか。


うつむくな ふりむくな まだまだ道の途上☆



分析あるいは文責:310