風が冷たかった11月3日の昼下がり。
U-18トレーニングマッチを行ないました。
対戦相手は、前橋育英高校、そしてジェフ千葉U-18。
日々の取り組み(目標や姿勢や意欲、質・量)が、全く違う2チームと、本当に小さな縁とタイミングで対戦させていただきました。
35分ハーフを、それぞれ1試合ずつ行ないました。
試合全体を通して、それぞれのチームの哲学や取り組みや質やがよく分かる内容の試合でした。
これから綴ることは、自慢や思い出などでは全くありません。
今回対戦した中で、はっきりと自覚した差であったり、自分たちが向かうベクトルが正しい方へ向かっているのか、ズレているのか。
そんな実感と身体感覚を忘れずにいたい、ということだけです。
分かりやすかったのは、前橋育英VSジェフ千葉の試合。
局面の激しさは、INACと対戦した時の数倍上ではないかというくらい差がありました。
きっと、そのラインが基準で、当たり前なのです。
その厳しい局面を打開して、自分たちが意図的に、そして優位にプレーしていくことがきっと彼らの日常なのでしょう。
INACはポテンシャルを引き出されたけれど、相手のポテンシャル全てを引き出せなかった、という事実がわたしたちの2試合だったということです。
「全然、抜けなかった」。
「やりたいことを全部相手にやられた」。
「圧力が強かった」。
「OO番の選手のボールが全然取れなかった」。
この日プレーした選手たちの言葉です。
INACの選手たちに、ひとつリアルな基準が芽生えた日。
これから先、いろんなチームと試合をして、いろんな経験をする中で、
「でもさ、あの時のあの相手だったら通用しないよな」とか、
「このプレーじゃ、あの相手から得点は取れないな」とか、
「このプレーを続ければ、あの時の相手からも得点できるかもしれないな」とか、
そんな基準のひとつとなる試合だったと思います。
さて、選手だけではありません。
わたし自身の基準もひとつ増えました。
実は、良い意味で、日々のトレーニングは重なることが多かった。
そして、良い意味で、それでもまだまだ足りない部分や、INACのメンバーだからこその色を増やすとか、そういう部分での弱さや非力さや無力さを、わたし自身に対して実感しました。
そこに立ってみなれけば、わからないことがほとんどです。
今回は、「そこに立ってみた」ということです。
ひとつの目安というか基準を確かに得たと思っています。
対戦いただいた2チームのみなさん、本当にありがとうございました。
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