8月16日、暑いけれど湿度が低かった日曜日の昼下がり。


栃木県日光市の丸山公園サッカー場にて、U-18KCYリーグ最終戦を行ないました。

Jヴィレッジ合宿から中2日。

会場は、電車で3時間以上移動する会場。

そんな状況でしたが、Jヴィレッジで経験した濃い密度の試合や、ゲームビジョンを共有する部分が大きく変化していたこともあり、意図的なプレーを続けた試合でした。


結果は敗戦。

分岐点は、失点の場面。

味方も相手も誰も関わらず、風もグラウンドコンディションも何も影響もなく、ボールそのものも何も起こる要素がない場面。

つまり、何でもない場面。

それが失点となりました。

不注意といえばそれまでのプレーでしたが、その失点で全体のリズムが大きく崩れたことは事実です。

その後の失点も、自分たちの決定機逸も、最初の失点で「弱気」になったことと、「崩れた」ことは事実だと思います。


試合後に、その場面をみんなの前で話しました。

避けたりしたら、それこそ今後の活動に大きな支障となるからです。

このときは、「お前のプレーで負けた部分が半分。そしてコーチの責任が半分だ」という話をしました。

そのポジションの重要性というか、特異性も含め、日頃の取り組みがどうなのかとか、責任を持って行動をしているのかという背景まで話をしました。


しかし、いまはこう思います。

何も起こりえないと思った場面ですが、実は大きく見落としていたことがありました。

その時点では、誰のボールでもなかったということです。

その選手以外、味方も相手も審判も、グラウンド上の誰も関与していなかったけれど、実はボールは誰のものにもなっていなかった。


空中にあり、バウンドを2回して、でもその選手のボールにもなっていなかった。

その時間を、きっとわたしを含め、彼のボールだと思い込んでいたに過ぎなかったということです。


たぶん、本人すらその自覚がなかった。

自分の手の中にはないのに、「自分のもの」だと思い込んでいた。

わたしたちもそう思ってしまった。


いまならばその場面を、「自分のコントロール化になるまで、気持ちを張っておけ」という声をかけたかもしれません。

でも、その時は安心してしまっていた。

わたしも、彼も、そしてグラウンド上の誰もが。



何とも表現の難しい試合となりましたが、やっぱりしっかりと受け止めて、そしてしっかりと分析をして、しっかりと成長を遂げたいと強く思います。


90分というゲームには、本当にいろんな要素があります。

個人にもチームにも、必要不可欠な軸があり、そして気候やグラウンドや相手や審判やベンチや応援者にも影響を受け、その日のコンディションや気持ちにも左右され、ひとつのプレーで良くなったり悪くなったりの波があり、それこそ自分自身がしっかりとコントロールしない限り、何が起こるかは本当の意味では分からない。

自分自身がコントロールしたって、他者に影響を受けるから、やっぱり先のことは分からない。


それを強く意識出来た試合だったと思います。

きっと、わたし(わたしたち)に、「もっともっと成長しろ」という意思表示の試合だったのでしょう。

ということで、わたしはこの日の痛みをしっかりと受け止めます。


さて、大事なのは過去を検証し、いまを実行すること。

その先に、素敵な未来があるのでしょうね☆


3年生のタカユキ、キョウヘイ、タツキ、お疲れさま。

これからも毎回、サッカーをしに来てな。

コーチたちはみんな、そう思っています☆




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