水曜日、キッズスクールの日。
先週まで、リバーサイドをお借りしていて、久しぶりに校庭でのスクールとなりました。
グラウンドに集まるキッズたちの表情は、いつも以上に何だか活き活きとしていたような気がします。
それは、旅を終え、一回り大きくなったような印象でもあり、マイホームに戻ってきたような安心感でもあったような。
さて、集合時のこと。
いつものように挨拶から始まるのですが、キッズのひとりがボールを抱え、座っています。
「あれー、挨拶なのに座っている子がいるなー」と、Hコーチ。
その声に反応して、立ち上がるキッズ。
しかし、ボールを抱えたまま。
「挨拶をするから、ボールは置いておこうか」と、優しく声をかけるHコーチ。
その声に反応するキッズ。
ボールを置くというよりも、ボールと一緒に座り込むキッズ。
「ボールだけ、グラウンドに置いてね」と、Hコーチ。
やっと、ボールはグラウンド、本人は気を付け、という状態に。
わたしは、そのやりとりを、じーっと観察していました。
やりとりではなく、そのキッズの行動を観察していたのです。
「すごいな」と思いました。
たぶん、あくまでも想像ですが、何をすごいと思ったかというと、「キッズとボールの関係性」です。
そのキッズにとって、ボールは対等な関係なのではないか。
支配するとか上下関係ではなく、全く対等な存在。
大事に大事に抱えるし、同じ目線にあるような感じ。
だから、「座る」も「立ち上がる」も、一緒なのでしょう。(という想像です)
ロング・ロング・アゴー。
わたしも、サッカーボールとそんな純粋な関係でいたのではなかったか?
いまは、どうだろうか?
そう思えたときに、「すごいな」と思ったのです。
キッズの瞳に映る景色は、どんな色や、どんな視点なのでしょうね。
きっと、曲がって尖がって勘違いの道をひた走るいまのわたしとは、全く違った景色が広がっているのでしょうね。
文責:310