未来を、つなぐ!成功思考
「プチ決断で、ココロ前進」
梅雨が空け、海の日も過ぎると
毎日うだるような暑さの日々が続きます
北海道のあなたは
この時期「くぅ~」と呑むものは
もちろん『サッポロビール』なんでしょうね
僕が子供の頃は、家にはキリンビールの瓶ビールが、小さな冷蔵庫に冷やされ晩酌をする父と祖父の楽しみの一つとなっていたのを思い出します
あなたは「キリン派?アサヒ派?はたまたサントリー?サッポロ?」
最近は発泡酒なんかも出てきて、ビール業界も熾烈な競争がまだまだ続くことでしょうね
スーパードライで有名なアサヒビール
昭和61年ごろ『夕日ビール』とやゆされるほど業績が悪化し、なんとシェアは10%以下だったそうです
そんな折、社長に就任する
樋口廣太郎氏、ビール業界とは全く畑違いの住友銀行の史上最年少の副頭取からの就任劇だった
分からないことだらけのビール業界において、樋口氏がとられた行動とは、、
『俺の使命は、アサヒビールをv字回復させること』と考え、どうすれば良いかを模索される
成功者に学べとは
このことだと思います、、
『そうか!成功している同業(競合)へ素直に教えを請おう』と決断されます
突然現れた同業の代表からの依頼に、キリンビールの会長も驚きを隠せなかった
しかし、真摯な樋口氏の姿勢に
「アサヒさんの在庫は、結構古い物が多いね」とアドバイスを授ける
受け入れる側の器の大きさも
感じますね、、
社内に帰ると幹部を集め、賞味期限を迎える在庫を全て回収することを指示
しかし、年間売り上げの多くを失うことになるこの指示に、幹部達は猛反対、、
樋口氏は、成功している競合の代表の意見に間違いはないと回収を断行、、
決断とは
一つのこと以外を断ち
腹を据えて決めること、、ですね
そして「鮮度が一番のスーパードライ」が誕生するのである
v字回復が成されるわけです
前職で大成功を収めたプライドなど一切を捨て、ライバルに頭を下げる姿勢
優れたリーダーは
立場や年齢に関わらず
素直に教えを請う姿勢は
多くの事例で実証済みです
あなたは、負けたくない相手に
「教えてください」と素直に言えますか?
そんな度量の広さ深さを持ちたいものですね
そんな樋口氏が語られた名言とは
『私は運の強い男だ。それを信じてついてきてくれ。いっしょに頑張ろう』と鼓舞されたそうです
真摯に熱く前向きに取り組まれる姿は
必然的に大きな渦を生み出すものです