【WAO! 自然は天才博士】
講演で、出会ったネイチャーテクノロジー思考。完全な循環機能を持っている自然の神秘を理解しながら、少しづつ故郷と未来のことを考えてみる時間(コーナー)にしたいと思います
昔は、さほど体型なんて気にしてませんでした
どちらかといえば痩せぎみだったはずなんですが、ここ数年やはり出るところには出るものです(^^;;
摂取量が変わらないことを考えると
消費量が少ないか?分解代謝する機能が衰えたのか?いずれかですよね
多分どちらもダブル効果!?
だと思います
中年体型とはよく言うたもんです、、
この体型の正体は何か?
体内にたまる油
コレステロールが犯人でしょう
今日の生物もそんなコレステロールに頭を痛めながら、なんとか生きていくために進化した物語をお届けします
昆虫は樹液を吸い栄養分にします
名前からも想像できる
「アブラムシ」はこの樹液を吸いすぎて体から甘露と呼ばれる甘い液体を大量に排出します
そこまで、吸わんでもええのに、、
と思いませんか?
その甘い排出物は大きな塊となり
住処である葉っぱにたまり衛生面でよろしくないらしい
なんせ、排出物ですもんね、、
そこで、いつもの悩みが始まります
「あんた、そんなに吸うから、
たらたら、たらすんやない、ちーとは
吸う量考えや」といつものグチ、、
「おまえだって、かくれてもらしよるから
家の奥が、大変なことになってるや
ないか!どうどうと前でせーや」
と、隣の葉っぱに聞こえるくらいの
いつものケンカが始まりました、、
ケンカはするけどほんと仲がいい
夫婦なんですけどね
となりの茎からみてる頭の良い青虫は
「樹液なんて吸うから
体に吸収せんと出てしまうんや、
わてらみたいに、繊維を食うんや、
ほんまいつまでたってもアホやな」
とクールにそのケンカを見ています
ケンカの絶えない夫婦でも
いつも生きていくために一生懸命
子孫を残すことに命をかけて生きてます
そんな努力をみていた神様は
一つの玉をアブラムシに授けます
不思議に思ったアブラムシは
その玉を食べてみる、、
すると、さらに小さなちいさな
玉となり体の中へ入っていきます
そして体の中で
油と小さな玉から新しい物質が
生まれました
そう、ワックスです
そのワックスを噴射することで
葉っぱがツルツルになり
大変だった甘露の塊も
力のないアブラムシでもちょんと蹴るだけで滑る落ちるようになったのです
いつも、けんかをみて
バカにしていた青虫は
くやしくて、くやしくて、、
とうとう硬くなってしまいました
サナギに進化したんですね
それをみた神様は
そこまで、思いつめたならば、、
と見るものすべてが振り向くくらいの容姿を与え、好きな場所へ自由に飛べる羽根を授けました
神様に感謝したチョウは
決してアブラムシを食べることをしませんでした
そしてアブラムシを尊敬し、花の蜜を一生懸命吸うことを誓ったのです
今日はアブラムシの進化の話が主のはずでしたが、日本昔ばなし(古~)みたくなってしまいました、、
何れにせよ、
一生懸命に生きてきた結果
だってことですよね(^^)
人間も一生懸命に生きているか?
と、アブラムシに説教されるかもね