火をも恐れない | 光の伝道、60兆分の1の細胞から自分軸を| Happy Wing

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火をも恐れない
【WAO! 自然は天才博士】

講演で、出会ったネイチャーテクノロジー思考。完全な循環機能を持っている自然の神秘を理解しながら、少しづつ故郷と未来のことを考えてみる時間(コーナー)にしたいと思います

動物の大きな進化
二足走行
これによって頭脳の急速な発達が起こり
人類の祖先が生まれた

しかし生活の中では
いつも危険と隣り合わせ

ライオンやオオカミなど
野生の動物からの恐怖を防ぐために
人類は力はないが、知恵をつけていった

集団で生活すること
洞穴で生活すること
そして動物が最も恐れているものを
扱うようにした

それは『炎』
最初はカミナリなどの自然現象から発火した炎を他の動物と同じように神の怒りだと感じ恐れおののいていたに違いありません

そして動物も恐るこの炎を活用する知恵をつけた、、


実は人類以外にも『炎』を味方につけた生き物がいます

コアラの住処
ユーカリの木です

オーストラリアは1年を通してとても乾燥した地域で、山火事が頻繁に起こります

ユーカリのつぼみは、葉などから作られる成長を抑制する物質により発芽が抑えられており、山火事の炎によって、葉が焼け落ちることにより、成長を抑制する物質がなくなり、ユーカリのつぼみは発芽します

火災直後のユーカリの緑の葉は、この新しい後生芽から生産されているのです



また他の樹木と違って、ユーカリは火事のときも自分を守ることができます

幹の燃えやすさが、幹の外側の皮(樹皮)と内側にある層(形成層)では異なり、樹皮が非常に燃えやすい性質を持ち、樹皮に火がつくと幹から剥がれ落ちるので、幹の内側まで火が燃え移ることがないそうです

樹皮が犠牲となり、形成層とよばれる、樹木にとって大切な部分を守るのです


言葉こそ発しませんが
人間なみの知恵をもって炎を味方に
したんだな
と感心しました


そして葉っぱが苦いのも
草食動物によって食べ尽くされないように進化した結果ではなかろうか?
とも考えます


毎回思うのですが
自然界の成り立ちはすべてが必然であり
均衡が保たれています

その自然界のバランスを崩すために
知恵があるわけではないはずです

自然界のバランスを保つ方法を
生み出すことが知恵を出すということだと思います




最後まで、お読みくださり
ありがとうございました。


未来を、つなぐ!
タカ&トシ