未来を、つなぐ!成功思考
「プチ決断で、ココロ前進」
経営破綻した企業が見事V字回復した例は海外でも日本でも多いですね
アサヒスーパードライ、日産、無印良品
そして例外なくそのV字回復の渦の中心には素晴らしい経営哲学とそれを全ての従業員に伝播するだけの情熱、愛情を持ち行動し続けた人物が存在しています
破綻したJALをたった2年半で復活させた稲盛和夫さんも例外ではなく、あの経営の神様と呼ばれる松下幸之助さんを超える名経営者との声もあるようです
理想の経営者として選ばれていた松下幸之助さんを抜き稲盛和夫さんが選ばれた背景には、やはりJALの再建の功績が大きいのだと思います
京セラ、第二電電KDDIの時価総額は数兆円と言われ、その経営哲学は海外でも評価され、その経営哲学は広く盛和塾を通じ経営者へ伝えられているようです
本日、たまたまつけたBSチャンネルが稲盛和夫さんの100年インタビューという番組でした
そして約90分間その経営哲学を聞くことができました
JALの再建にあたり
経営哲学を人の心構えのレベルから説いて行かれた
人として正しい行いか?を軸に考えること
例えば
お客様には笑顔で接しましょう
という行動をすること
頭の良い大の大人たちが「そんなこと言われなくてもわかってますよ」との顔だったと、
「でもね、頭で分かっていても行動できなければ、それは知識だけだよ」
と子供を諭すかのように何度も話して聞かせた、と語られていました
京セラでは
フィロソフィーと呼ばれる冊子を全社員が持っているそうです
その冊子を持った社員は稲盛和夫さんのDNAを脈々と受け継ぎ
一人一人が経営者
昨日より今日、今日より明日
そして人として正しい行いか?
の判断のもと
仕事を賢明に行っておられるのだろうと感じたわけです
JALの再建では幹部の方たちに
この京セラのフィロソフィーを参考に、あなたたちのフィロソフィーを考えてみてはどうですか?
と問われ、見事にJALフィロソフィーを作り上げられました
2年半で結果を出した原動力といえます
そして
人生や仕事において結果を左右する重要なファクターについてお話しがありました
Aは、能力があっても熱意(努力)をしない人
Bは、能力は人並み少し上だかそれをカバーするだけの熱意(努力)をする人
いずれも0から100のレベルがあるとして
Aは能力90努力40
Bは能力60努力90
自ずと結果が変わることを
力説されていました
これは熱意があるから努力するんだと
そのように理解しました
そして、一番最初の空白の部分
これこそが最も大切なことだと
だからこそフィロソフィーが必要なんだと
ここに稲盛和夫さんの経営哲学の真髄を感じました
さて、それは何なんでしょうか?