初めて買ったCD(その2)
(その1)で購入したビル・エバンスのアルバムと同時に、もう一枚輸入版CDを購入した。
Tenor Madness/Sonny Rollins Quartet

¥1,013
Amazon.co.jp
サキソフォン・コロッサス/ソニー・ロリンズ

¥1,619
Amazon.co.jp
「あれ? 2枚あるじゃん!」と思われた方、2枚なのだが、1枚なのである。????
実は、なんと、”2in1CD”だったのだ! 当時私が購入したのは。
店でこのCDを見つけたときのことは、残念ながら全く覚えていない。多分「サキソフォン・コロッサス」、いわゆるサキコロが、岩浪洋三氏のガイドブックに載っていたから頭の中に入っていたのと、2つのアルバムが一枚に入っているという、「テレビデオ」並のお買い得感が、高校生の私の購買意欲をかきたてたのだと思う。(合計録音時間は79分ぐらいだったはず。)
どちらも1956年録音で、「テナー・マドネス」が5月、「サキコロ」が6月だから、録音時期から考えれば2枚が1つになっていてもまあおかしくはないけれど、前者はピアノ:レッド・ガーランド、ベース:ポール・チェンバース、ドラム:フィリー・ジョー・ジョーンズであり、後者はピアノ:トミー・フラナガン、ベース:ダグ・ワトキンス、ドラム:マックス・ローチとメンバーが全然違う。
特にフィリー・ジョーとマックス・ローチは、はっきり言って違いすぎる(笑)。当時ジャズ初心者の私でも、「The Most Beautiful Girl In The World」から「St. Thomas」のつながりは違和感ありまくりだった。
だから、『「サキコロ」は超名盤だ!』だと言われても、最初の出会いがこんな感じだったから、正直あまりピンとこなかった。
それでも慣れというのは恐ろしいモノで、やがて「The Most Beautiful Girl In The World」の最後の3音と、「St. Thomas」のドラムイントロとの間の、
「………………」
という、5秒ほどの無音部分が、非常に心地よくなってきた。それを聴きたい(って言うのかなあ?)がために、CDラジカセの前で40分近くじっと座っていることもあった。
最近はiPodで曲をシャッフルして聴いているから、こんなつながりはあまり気にならなくなってきたが、それでも未だに「The Most Beautiful Girl In The World」がたまにかかると、無意識のうちにあの無音部分と、それに続くドラムイントロを心のどこかで求めてしまっている自分に気づかされることがある(笑)。
まあ、そんなおかしな出会い方をしてしまった2枚のアルバムだけど、『「Tenor Madness」でのロリンズとジョン・コルトレーンとの壮絶なバトル』や『「My Reverie」の甘くてやさしくてアグレッシブなサックスの音色』や『「St. Thomas」でのノリまくったメンバーたちのすばらしい演奏」や『「Strode Rode」のスリル感あふれるサックスソロ』などなど、聴き所満載の、まさにジャズの醍醐味が詰まった作品だと思う。
こんな素敵な”2in1CD”に、音楽を聴き始めの時に出会えた私は、とても幸せだと思う。
Tenor Madness/Sonny Rollins Quartet

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「あれ? 2枚あるじゃん!」と思われた方、2枚なのだが、1枚なのである。????
実は、なんと、”2in1CD”だったのだ! 当時私が購入したのは。
店でこのCDを見つけたときのことは、残念ながら全く覚えていない。多分「サキソフォン・コロッサス」、いわゆるサキコロが、岩浪洋三氏のガイドブックに載っていたから頭の中に入っていたのと、2つのアルバムが一枚に入っているという、「テレビデオ」並のお買い得感が、高校生の私の購買意欲をかきたてたのだと思う。(合計録音時間は79分ぐらいだったはず。)
どちらも1956年録音で、「テナー・マドネス」が5月、「サキコロ」が6月だから、録音時期から考えれば2枚が1つになっていてもまあおかしくはないけれど、前者はピアノ:レッド・ガーランド、ベース:ポール・チェンバース、ドラム:フィリー・ジョー・ジョーンズであり、後者はピアノ:トミー・フラナガン、ベース:ダグ・ワトキンス、ドラム:マックス・ローチとメンバーが全然違う。
特にフィリー・ジョーとマックス・ローチは、はっきり言って違いすぎる(笑)。当時ジャズ初心者の私でも、「The Most Beautiful Girl In The World」から「St. Thomas」のつながりは違和感ありまくりだった。
だから、『「サキコロ」は超名盤だ!』だと言われても、最初の出会いがこんな感じだったから、正直あまりピンとこなかった。
それでも慣れというのは恐ろしいモノで、やがて「The Most Beautiful Girl In The World」の最後の3音と、「St. Thomas」のドラムイントロとの間の、
「………………」
という、5秒ほどの無音部分が、非常に心地よくなってきた。それを聴きたい(って言うのかなあ?)がために、CDラジカセの前で40分近くじっと座っていることもあった。
最近はiPodで曲をシャッフルして聴いているから、こんなつながりはあまり気にならなくなってきたが、それでも未だに「The Most Beautiful Girl In The World」がたまにかかると、無意識のうちにあの無音部分と、それに続くドラムイントロを心のどこかで求めてしまっている自分に気づかされることがある(笑)。
まあ、そんなおかしな出会い方をしてしまった2枚のアルバムだけど、『「Tenor Madness」でのロリンズとジョン・コルトレーンとの壮絶なバトル』や『「My Reverie」の甘くてやさしくてアグレッシブなサックスの音色』や『「St. Thomas」でのノリまくったメンバーたちのすばらしい演奏」や『「Strode Rode」のスリル感あふれるサックスソロ』などなど、聴き所満載の、まさにジャズの醍醐味が詰まった作品だと思う。
こんな素敵な”2in1CD”に、音楽を聴き始めの時に出会えた私は、とても幸せだと思う。