ダンサーは、アスリートかアーティストか。

ダンサーは、

アスリートなのか。

それともアーティストなのか。

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 学生時代、「ダンスとはなんぞや？」という話題で話しているダンサーやDJ、またはダンスを見る側として好きな者の会話が非常に興味深かった。

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 ダンスは「体を動かす」から「スポーツ」の1つ。得点の高い低いでダンスの善し悪しを決め、競い合うこともある。それに中学校の「体育」では必修になっている。だから、ダンスは「スポーツ」であり、ダンサーは「アスリート」だ。 

…確かに。良い動きを維持またはクリエイトするためにも肉体トレーニングは欠かさないダンサーが多い。

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 ダンスは「音楽」を聞いて、そこから自己「表現」または音楽そのものを「表現」する。音楽を基盤とする「芸術」の1つ。かつてのフィギュアスケートがそうであった。だから、ダンスは「アート」であり、ダンサーは「アーティスト」だ。

…フィギュアスケートのメダリスト・荒川静香選手も「私はアスリートではなく、アーティストだ」とインタビュー記事で話している。

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 体を動かすから「スポーツ」なのか、音楽があるから「アート」なのか…

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さて。

ブレイクダンスをかじる、榊はどっち派なのか。

私は、どちらでもないんです。

おそらく、他のダンサーさんたちとは少し感覚がズレているのかもしれません(笑)

榊の考えるダンスとは、

「音楽鑑賞の手段の1つ」

何も、耳で聴くだけが音楽の楽しみ方じゃないです。脚で楽しむ、肩で楽しむ、もしくは生の演奏を目で見て楽しむ！

音楽の楽しみ方はたくさんあります。その1つにダンスがある、そう思っています。

じゃあ、ダンスのために肉体トレーニングはしないのか？…いいえ、しています(笑)

それは、音楽を自分の楽しみたい部位で楽しめるようにするためです。

脚で楽しみたいから、脚を鍛えて、いつでも極上に楽しめるようにしておく…そんな感じでしょうか。

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だから、ダンサーは、榊の中ではアスリートでもアーティストでもありません。

ただ音楽を楽しむだけの「リスナー」です(*´꒳`*)！