

「あしもと」
気が付けば、
いっぱいある。
足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ):
身近なところで意外なことが突然起きること。また、急に思い立って慌しく行動を起こすこと。鳥は巣の中にいるとき、人が近づいてもなかなか飛び立たないものだが、ごく近くまで寄っていくと踏みつぶされると思い急に飛び立つ。その羽音に人間のほうが驚いてしまうことから。
注:
あれも欲しい、これも欲しいと、欲しいものは気紛れに移り変わるものである。とはいえ、幾度となく欲しいものリストに登場するアイテムはあるものだ。おつかいに行く途中、去年の今頃、スズランが群生しているスポットを見つけたのを思い出した。もしかしたら咲いているかも?と寄り道してみたものの、残念ながら気配もない。仕方が無いので道を戻っていたところ、ミントの新芽が群生しているのに気が付いた。あったらいいなと思いつつ、種も苗も失敗してきたアイテムだけに、嬉しさもひとしおだ。ミントティ用に摘むつもりが、水差し用に摘む気になり、根から抜いて持ち帰る決断に。買いに行ったり、探しに行ったりしていたが、身近な生活圏にあろうとは。バタバタせずに、身近なところに気を配るのも、悪くないかもね、…という、思わぬスローライフの出会い。