

「墓穴」
言わなきゃ
よかった。
雉も鳴かずば撃たれまい(きじもなかずばうたれまい):
余計なことを言ったばかりに、自ら災いを招くことのたとえ。雉は鳴かなければ居所を知られず、撃たれることもなかったのにという意味から、無用な発言をしたために、自ら災いを招くことをいう。
注:
当事者として猛烈に頑張っているひとよりも、傍らで観察しているほうが気が付くことが多いものである。とはいえ、当事者がワンマンだったり、隙が無かったりすると、伝えられずそのままになってしまうものである。高い目標に向かって奔走しているのは良いのだが、すべてを一度に改善しようとするために、優先順位がバラバラになっているひとが、向かいの席に座っている。あまりにバタバタしてるので、情報を集めて「こうしましょう」と道筋を示してみたところ、あっさり了承した上に、すっかり一任されてしまった。「やります!」と言ったつもりはないのだが、やってくれると思われてしまったようである。余計な助言をしたために、余計なシゴトを抱えてしまった、参ったなあ…、という日没後の淋しい家路。