今日のダメ出し
「見栄っ張り」
この性格が、
おぞましい。
冷暖自知(れいだんじち):
水の冷暖は自分で飲んでみて知るように、真の悟りは修行を積み重ね、自分で会得するものであることのたとえ。真の悟りは自分で感得するものであるということを、水の冷暖を自分で手を入れてみて知ることにたとえていう語。他人から言われなくても、自分のことは自分で分かること。水が冷たいか温かいかは、飲めばおのずと分かる意から。
注:
誰かに言われたわけでもないのに、ひっそりと頑張っていることは、あるものである。そんなとき、頑張っているのを認めてもらいたい欲求が、心のどこかに浮かぶことも、これまたあるものである。日暮れ時に、道端の落葉やゴミを掃き集めていたものの、平日の通勤通学タイムと違い、人通りがほとんどない。「良いコトしてるところを見てもらいたいなあ」という思いがチラリと過ぎったそのとき、ご近所さんが現れた。「掃除してるの?ご苦労だねえ」と笑顔で声をかけられ、心は満たされはしたものの、「見られたからには、ほんとうに綺麗にしなくちゃ!」とプレッシャーになってきた。善意の行動は、誰にも認められず、影ながら行うのが、実は一番いいのかも。ひとの目を気にすると、純粋な善意とは少し違ってくるんだね、…という、善意が見栄に変わる瞬間。