

「生姜ない」
いろいろあるのに、
これだけない。
残り物には福がある(のこりものにはふくがある):
人が取り残した物の中には、思いがけず良いものがあるということ。人と競って先を争うのを戒めるときに使う。また、順番が後になった人を慰めるときに使われることが多い。我先にと人を押しのけるよりも、人と争わず遠慮深い人にこそ幸運があるということ。
注:
コンビニエンスストアや24時間営業のスーパーも増えているというのに、年の瀬はいつもより買い込んでしまうものである。そのため、年明けは豊富な食料に囲まれてるのに、「あったらいいな」と思う品物が、何かしら出るものである。正月用の魚の残りを煮付けることになったものの、生姜の買い置きが切れている。しぶしぶ買い足しに出掛けたところ、餅屋の餅は半額に、好物の伊達巻は1/4価格になっていた。年を跨(また)いだとはいえ、数日でこんなに価値が落ちるとは。とはいえ、価格が落ちたことで、自分にとっては価値が上がったけどね、…という、年明け早々に増える備蓄食材。