





「歳末たすけあい」
これは、
頂きすぎ。
恐悦至極(きょうえつしごく):
相手の厚意に大変喜び感謝すること。他人に喜びをいう時の敬語。自分の喜びをいう謙譲語。「恐悦」は、かしこまって喜ぶ意。「至極」は、程度が甚だしいさま。
注:
実りの秋となり、“はしり”を終えた柿や蜜柑は、お値打ちになってきた今日この頃。「田舎に帰って、たくさんもらってきたから」と、柿と蜜柑のお裾分けにあやかれることに。ウキウキしながら、待合せ場所に行ってみると、果物どころか、お茶やお菓子が山盛りで、来年のカレンダーまである始末。頂くだけでは恐縮なので、秘蔵の焼酎をプレゼントしたものの、これでは頂きすぎである。せめて相手が施しのつもりでいてくれたなら、どんなに気が楽だろう。謙譲のココロって、身の程を過ぎると自然と湧いてくるんだなあ、…という、歳末たすけ“愛”への感謝。
※はしり(走り)…
野菜・果物・魚などの、出回り期の最初に出るもの。走り物。初物。