

「カウントダウン」
よし!
一か八か。
今日の一針、明日の十針(きょうのひとはり、あすのとはり):
わずかな手間を惜しんでやらずにいると、あとでよけいな苦労が増えるということのたとえで、今日なら一針縫えばすむほころびも、明日になれば広がって、十針も縫わなければならないという意味から。
注:
やってみたいと思いながら、やらずにいることは、なにかと多いものである。行楽シーズンとなり、紅葉も見頃とはいえ、どこへ行っても人混みでいっぱいだ。そのため、せっかくの休日をお家で過ごしていたところ、いつもは見学を制限している地元の洋館が、特別開放されるのを思い出した。さっそく詳しく調べると、あと1時間で閉館だ。片道30分かかるので、間に合わないか?と暫く迷いはしたものの、「いつかは行こう」と思い続けた“宿題”を終わらせるには、行くしかない。目的が明確なだけに、機敏な動きで、あっという間に帰宅した。思い続けるくらいなら、下手に考えず、さっさと行動するのが良いようだ。たいしたことではないけれど、目的を達成するのって、充実感あるなあ、…という、長い長い“宿題”の終わり。