

「おまかせ」
あら?
美味しいね。
下駄を預ける(げたをあずける):
自分に関する物事の決定や責任の一切を相手に任せること。他人に下駄を預けてしまうと、その場から自由に動けなくなる。あとは、預かった人の心次第で、自分はじっとしているしかないところから生じた言葉。
注:
売上げを伸ばすため、各社は競って新製品を販売するものである。そのため、似ていながら微妙に違う製品が、たくさん並んでいるものだ。久しぶりに友達と会ったのに、季節がら乾燥しているので、お互いに咳が止まらない。「ジュースを買ってこよう」という提案は良しとして、「熱いの?冷たいの?」と訊くのは寒いときに野暮である。呆れていると、お茶?珈琲?…と呟きながら、自動販売機を探しに行ったが、戻ったときに手にしていたのは、柚茶とミルクティ。予想と違う選択にビックリしつつも、柚茶をもらうと甘くてとても美味である。自分で選ぶといつも同じものになってしまうが、たまには他人の選択に委ねてしまうと良いのかも。偶然のラッキーは、自力ではなく、他力でもたらされるものね、…という、選択からの解放によるハッピー。