

「きのこ」
枯れたり、
生えたり。
親はなくとも子は育つ(おやはなくともこはそだつ):
親がいなくても、子供は自分の力や他人の善意などで、何とか成長していくものである。世の中のことはそれほど心配したものではないこと。「親はなけれど子は育つ」ともいう。
注:
花や緑が好きだとしても、育てるのは、なかなか難しいものである。観葉植物やサボテンなど、手間無く育てられると言われているが、次から次へと枯らしてしまい、空いた植木鉢だらけになってしまった。それでも乾ききった土では忍びないと、ときどき水を与えたいたところ、ひょっこりキノコが生えていた。季節がら“マツタケ”のような姿なら食欲くらいは湧くものの、ちょっと大きな”エノキダケ”では“毒キノコ”にしか思えない。大事にしても枯らすのに、植えてもないのに育つとは、生命力か相性か、命って不思議なものだねえ、…という、小世界にみる大いなる生命力の神秘。