

「ホームレスお断り」
踏ん張って見ても、
やっぱり気になる。
昨日は人の身、今日は我が身(きのうはひとのみ、きょうはわがみ):
人の運命はいつどのように変わるか予測できないものだし、災難はいつ誰の身に降りかかってくるか予測できないものだということ。
注:
理屈では正しいとわかっていても、割り切れないときはあるものである。朝から野良ネコの鳴き声がするので、腹を空かせているのかも?と思いつつ、情が過ぎて近所から苦情が出れば、かえって野良ネコが虐められるだろうと、エサやりを思いとどまった。とはいえ、日暮れに連れて気になるので、屋外へ出てみたものの、いつもと違って野良ネコの気配はない。さすがに見限られたかと帰宅しようとしたところ、いつの間にやら玄関先に現れた。頭では“お互い見限り合う”べきだと思っていても、心ではモヤモヤしたものが残るのは何故だろう。白黒つかない“グレーゾーン”って、やっぱり必要なんじゃない?…という、空想する“明日は我が身”。