

「不法侵入」
こらこら、
まてまて。
庇を貸して母屋を取られる(ひさしをかしておもやをとられる):
一部を貸したばっかりに、しまいにはすべてを奪い取られること。また、恩を仇で返されること。軒先を貸しただけなのに、結局は家ごと奪われてしまうことから。
注:
ペットロスから立ち直るには、エネルギーがいるものである。ペットの亡きあと、ペットフードがもったいないので野良ネコに与えていたところ、すっかり慣れてしまった。とはいえ、亡くなって間もないだけに、家飼いするほどの勇気はない。台風も逸れたので、野良ネコがどうしているかと戸外へ出てみたら、こちらの姿を見つけて遠くから駆けてきた。腹が減っているのかと、カリカリを持って出直すと、扉の隙間から室内へ突入していった。天候が荒れると、食より住が重要なようである。やはり人と同じだなあ、古い家でもあるだけ有難いよね、…という、雨風がしのげることへの感謝の念。