

「ネコ舌」
そりゃまあ、
そうだよなあ。
磨斧作針(まふさくしん):
どんな難しいことでも忍耐強く努力すれば、必ず成功するという意味。惜しまずに努力し続ければ、困難なことでも必ず成就することのたとえ。
注:
どんなに克服しようと努力しても、本人の意思に反して、得手・不得手というのはあるものである。おでんの具にしようと“牛すじ肉”を茹でたものの、茹で汁がなんとなくモッタイナイ。とはいえ、スープやベースにするほど肉好きでもない。そんなとき野良ネコのおねだりに出くわしたので、カリカリに足して与えてみた。食いついはしたが、動きが止まったところをみると、汁の熱さに食うに食えないようである。ネコ舌を克服できたとは思えないが、食後の舌舐めずりは、努力した甲斐があったようである、ヨカッタヨカッタ…という、ネコなりの努力の向こう側。