

「バリエーション」
ゼリーをあげたら、
水ようかんが帰ってきた。
似て非なる者(にてひなるもの):
一見似ているが、本質は異なるもの。いかにも道理に合っているようだが、正しくないもの。まがいもののこと。
注:
夏真っ盛りとなると、冷たいものや、食べやすいものが重宝するものである。しかも贈答品となると、日持ちのするジュースやゼリーが重なりがち。そんなとき、ひとり暮らしの友人と会うことになったので、ゼリーをお裾分けすることに。すると相手も「お土産どうぞ」と小袋をくださった。喜んで持ちかえり、いそいそと開封したところ、中身はなんと水ようかん。メールでお礼を伝えたら、「似たようなもの交換しちゃいましたね」と返信が。それでもバリエーションが増え、豊かさは明らかに増している。ヒトとの交流はココロを豊かにするものだが、まさか“見える化”できるとはなあ、…という、日常に見る、豊かな人間関係の可視化。