

「形から入る」
まずは、
爪切り。
有志竟成(ゆうしきょうせい):
志を曲げることなく堅持していれば、必ず成し遂げられるということ。 一見すると困難のようにみえても、固い信念を以て事に当れば遂には実現されるということ。
注:
趣味や習い事を始めるときに、道具を揃えて満足してしまい、身に付かぬまま、意志も道具も自然消滅することはよくあるものである。そうしたケースを見すぎて、「形から入るのはカッコ悪いことだ」と決めつけてしまうことも、これまたよくあるものである。弦を張り替え復活したギターだが、いざ構えてみると爪が伸びていて、フレットを抑えられない。ギターを弾く以前に、まずは爪切りが必要だ。「形から入るのはカッコ悪い」としても、ある程度は形から入らないとダメなようである。とはいえ、お金のかからない「形から入る」方法もあるんだな、という新たな「形から入る」満足感。
※ フレット…ギターの指板上に打ち込まれた棒状の金属のこと。高さ、幅、形状が異なるさまざまなタイプのフレットが存在する。弦をフレットに押さえつけることにより、そのフレットからサドルまでの間の弦が振動し音程が作られる。