

「ガンバリマス」
ねぎらわれると、
殊勝な気持ちになるもんだな。
報本反始 (ほうほんはんし):
根本に立ち返ってその恩を改めて肝に銘ずる。天地や先祖の恩恵や功績に感謝し、これに報いる決意を新たにすること。
注:
自虐的なわけではないが、たまには弱音を吐いてみたいこともあるものだ。そんなときの相手の反応は、「またまた」と軽くあしらわれたり、「そんなことないよ」と自尊心をあおられたり、「何かあったの?」と根掘り葉掘りきかれたり、…といったあたりが通常だ。ところが予想を覆し、本気で心配されることもある。まさか「甘えです」とも言えず、困って出たのが「ガンバリマス」のひと言。謙虚さ、というのは、こういうときに出るのだな、なるほど…という天狗もビックリな我ながらの驚き。