

「コクーン」
新しいものは、
若返り効果があるんだな。
馬子にも衣装(まごにもいしょう):
どんな人間でも身なりを整えれば立派に見えることのたとえ。「馬子」とは、駄馬に荷物や人を乗せて運ぶことを職業とした人で、馬子のような身分の低い人でも羽織袴を着れば、立派に見えることから。「孫にも衣装」と書くのは誤り。
注:
孫が居なくても「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばれるような世代になると、手持ちの衣類で間に合わせてしまいがちである。若いころはオシャレな人も、年を重ねると“寒暖がしのげて着心地が良いこと”が最優先となるようだ。そんなある日、町のイベントで、真新しいジーンズ&ジージャンで現れた年配者。カジュアルなのにパリッと見えて、動きもキビキビと感じられ、若々しさ満点だ。同じ年配者でも、昔着ていたジーンズや、子供のおさがりのジージャンを着ていると、存在までも古ぼけている。新しいものは、見た目だけでなく、心もフレッシュにするようだ。若い女に走る心理は、ここにあるのではなかろうか?服装なら害は無いな…という、お手軽な若返りの術。