

「何のお祝い?」
この時季に渡すと、
クリスマスプレゼントみたいだな。
一日の遅れは十日の遅れ(いちにちのおくれはとおかのおくれ):
たった一日のことだから、というように考えていると、その一日の遅れが最後には十日分もの遅れになってしまうということ。
注:
とりたてて祝い合う関係ではなくても、誕生日など目出度いことがあれば、祝ってあげたいと思う相手はいるものだ。「何年(なにどし)生まれ?」という干支(えと)に関する会話から、年配の友人が今年=古稀(こき)を迎えたと判明。知ったからには祝いたい…と思ったものの、日常に追われ、ついつい後回し。あっというまにクリスマス直前となってしまった。熨斗(のし)付きで贈っても、“クリスマスプレゼント”にしか思えない。更に遅れると、今年=古稀も終わり、“お年賀”となってしまう。どうしたらいいものか…という、直面の難問。
※ 古稀(こき)…数えの70歳(≒満69歳)のこと。古希は長寿の祝いとされている。お祝いの色は、喜寿祝いと同じく、紫色。