

「ピー!」
え?ちがうちがう。
こっちじゃないよ、おまえだよ。
寝耳に水(ねみみにみず):
突然、思いがけない出来事に出くわし驚くことのたとえ。眠っているときの耳に水の音が聞こえることから、不意の出来事に驚くという意味のことわざ。
注:
気持ち良く寝ていたはずが、自分自身の寝言やイビキで目が覚めることはあるものだ。これは人間だけでなく、動物も同じようである。朝から好物を与えられ、身体を拭いてもらってスッキリし、お昼寝に入った我がペット。間もなく「スー…、スー…」と寝息が聞こえ始めたが、時間とともに何故かイビキは高音になっていく。鼻でも詰っているのだろうか?と思っていたところ、突然「ピー!」と響き渡った。吃驚してペットを見ると、ペットも吃驚した顔でこちらを見ている。「いやいやこっちじゃないよ、おまえだよ」と思わず言ってしまったが、ペットはわかっているのだろうか。すぐに二度寝したところを見ると、わかってるのかもな、…という生き物としての共感。