とりあえず環境みなおし第一弾ってことで
音楽再生ソフトのテストを行ってみます
マルチメディアプレイヤーなども含めて
音楽をPCで鳴らすことのできるソフトを
かたっぱしからテストしてみました
Winamp(昔のバージョンです) JETAUDIO iTUNE MusicBee xアプリ
JRiver AIMP3 uLilith foobar2000 BugHeadEmperor
テスト環境は再生ソフト->WASAPI->Realtek alc887光デジタル出力
->GraceM902に固定してみてテストしてみました
OSが Windows 7になってWASAPIが本格的に使える状態に
なっているからこの機能がないのははずれ
めんどくさがりなので再生リストが使いにくいのは
はずれてもらうと
2段目のJRiver以下5つのソフトのうち
uLilithとBugHeadEmperorがリストがちょっと使いにくいってことではずれて
もらって
JRiver
AIMP3
foobar2000
にしぼって集中テストしてみたいと思います
(BugHeadEmperorも音質が革新的らしいので別枠でテストしてみます)
---------JRiver---------
まずはJRiverから
正式名称はJRiver Media Center(JRMC)でこのソフトは
無料で音楽再生できるバージョンもあったんですけど
WASAPIが使えないってことで評判もよさそうだったので
正式版を購入しましたw
インストールしてみると立ち上げ初回に
PC内にあるメディアファイルを全サーチして
JRiverのデータベースに自動で登録してくれます
音楽だけみても全音楽ファイルをMP3だけリストで
見せてくれたりFLACだけみせてくれたりと
便利そうな機能をかたっぱしから入れてみました
って感じです
もちろん自分でプレイリストも作れてその使い勝手も
なかなかいいですね さすが有料w
肝心の音質ですが
これは予想よりかなりいい感じです
音の広がり感はソフト全体の中でも最高の部類です
最近はやりのドンシャリと呼ばれる低音と高音を
強調して迫力と音全体のすっきり感を特徴とする音の
方向ではなくて中音もしっかりだして
まったりとした感じの音の方向だと思います
高音の一部が強調されているせいか音の艶が
少しありますね
でも低音から高音まで素直にフラット音質で
そこにほんの少し特徴を加えましたって音で
どういうソースでも使えそうです
---------AIMP3---------
このソフトは無料で必要な全機能が使え
ファイルリストの見易さは全ソフトで
一番かもしれません
曲表示を1行目曲名アーティストなど
2行目ファイル種サンプリングレート容量などの情報
2行を曲表示の1単位として表示しておき
フォルダーやcueシートやアルバムのひとかたまりを
あらわす情報を1行で表示してすっきりとみせています
なかなかいいw
音質はドンシャリ傾向で音がすっきりしてます
人によったら低音が迫力あるように聞こえるでしょう
低音全体もちょっともちあがってる上に
100~150Hzあたりの超低音あたりも結構もちあがってる
みたいです
ソースによりますが超低音が耳障りになることが
ありますね
耳障りを取るか迫力を取るかってところだと思います
音の広がりもわりといい方ではないでしょうか
あと個人的な感想ですけど
音の定位感が他のソフトよりちょっと強めな感じがしました
真剣に長時間聞いたわけではないので
音像が小さいからなのか付帯音がかなり抑えられてるのか
理由はよくわかりませんw
このソフトは超低音の耳障りを強調しないように
ヘッドホンやアンプの組み合わせを考えたら
なかなか良いソフトかもしれません
---------foobar 2000---------
このソフトはかなり昔使ってたんですけど
昔のバージョンは低音がしぼられすぎてて
使いにくかったということもあって
ほとんど利用してませんでした
でも
時代は進み進歩しているわけなんですねw
ほとんどわからない程度にドンシャリ傾向ですけど
ほぼ素直なフラットな周波数バランスで
好感が持てる音になってました
広がり感はかなりそっけなく普通な感じですね
そうこのソフトの音は高度な普通感が
良いところで日本人の音の好みにも合う
音なのではないかと思います
たとえると
夏場なのであっさり飽きのこないそうめんのような
音といったところです
------総評------
自分で使う時のランキングをつけてみようと
思ったんですけど以上の3つのソフトは
それぞれ高音質で良いところがあって
甲乙つけがたいですね
ヘッドホンとかスピーカーの良いものを手に入れて
はじめてPCオーディオで高音質にしたいとかって
思ってる人はオンボードのサウンドを使って
AIMP3でWASAPI経由で鳴らす方法を
ググったりして調べてもらって
聞いてみることをおすすめします
AIMP3は無料だし音の輪郭がはっきりするし
低解像度のオンボードのサウンドの弱い部分を
おぎなってくれて
確実にちょっといい音にしてくれると思います
あ・・Windows 7にするとかは前提条件ってことでw
確かWindows VistaのSP2以降だとWASAPIが使えたと
思います もちろんWindows 7 や 8は標準装備です
OSはWASAPIの使えるものにしてください
-----おまけで BugHeadEmperor------
ネットで調べてみるとかなりの高評価を得てるみたいですね
ということでじっくりといろいろなモードで聞いてみました
結論から言うと原音再生からははずれてますけど
おもしろい音を聞かせてくれるソフトだと思いました
たとえがあってるのかわかりませんが
絵でいうと普通のソフトは写真をめざしているんだけど
BugHeadは点描画的な美しさをめざしている感じですね
ここからは勝手な想像ですけど
音像をいろいろなアルゴリズムで音場的や時間的に
拡散させて・・拡散ばかりすると
音がひたすらぼやけてしまうので
拡散した音像をひきしめるということを
繰り返しているのではないかと思いました
最終的に音の解像感を下げずに微妙に
拡散しているからアナログ的な聞こえ方になる
ということなんだと・・
違ってたらすみませんw