鬼滅の刃柱稽古編7話の感想です。

 

前回、無惨様の不穏な一言で終わったので、はらはらしながら見ました。

 

闇夜を何かが飛んでいるので、波乱の予感。

でも、よく見たらチュン太郎じゃない。びっくり

 

スズメ、夜に飛べたっけ?

鎹雀なので、ほかのとは違うのかも。

 

 

岩を押す炭治郎に触発され、伊之助まで岩を動かした!

炭治郎は玄弥のアドバイスでコツを得たわけだけど、その姿を見ただけで出来ちゃう伊之助ってすごい!

二人の姿に、ブルブルがくがくの善逸。

出来ていないの自分だけって、追い詰められちゃうよね。

 

そんな彼のもとへ、チュン太郎が到着。

けれど、善逸は雀にかまっているどころじゃない。

まったく相手にしない善逸に、チュン太郎怒りのくちばし攻撃。

 

その痛みに、善逸はやっとチュン太郎が手紙を運んで来たことに気が付きます。

 

岩を休みなく押し続け一町動かし切った炭治郎。

悲鳴嶼さんの特訓クリアを実感するもの、力尽き果てバッタリ。

 

脱水症状で、生命の危機。

誰か水を・・・!

 

干からびる寸前の炭治郎に水を与えてくれたのは、悲鳴嶼さん。

だけど、「南無阿弥陀仏」×3は‥‥炭治郎が昇天してしまったのかと思っても仕方ない。

 

岩の訓練達成と、里での正しい行動で、悲鳴嶼さんは炭治郎を鬼殺隊士として認めると言ってくれました。

が、炭治郎はその言い方に引っかかるものが・・・

 

禰豆子よりも、鬼に襲われていた刀鍛冶を助けることを優先したことを褒めてくれた。

 

でも、炭治郎には、褒められて嬉しいことじゃないよね。えー

究極の選択で、自分では決められなかった。

禰豆子が、そうさせてくれたことだから。

 

「だから、俺のことを簡単に認めないでください!」

 

いや、それも意固地じゃないかい?

しかし、悲鳴嶼さんは「誰が何というと、私は認める」と言い切ります。

 

それは、彼が過去かかわってきた子供たちと、炭治郎が明らかに違っていたから。

 

寺で、身寄りのない子供たちを引き取り、育てていた悲鳴嶼さん。

子供たちも彼にとてもよく懐いていました。

 

でも、大抵1人か2人、言いつけを守らないやんちゃな奴がいるわけで。

ただ、その子供は鬼から逃れるため、悲鳴嶼さんとほかの子供たちを身代わりにしたのです。

 

鬼に襲われ、4人が犠牲に。

盲目で当時体格も良くなかった悲鳴嶼さんですが、残った子供たちを救おうと、自分の後ろに隠れるよう言います。

 

しかし、残った4人のうち3人の子供は言うことを聞かずに飛び出し、これも犠牲に。

ただ一人残った少女を守るため、悲鳴嶼さんは鬼に向かって拳をふるいます。

 

この鬼との格闘で、彼は自分が強いという事を初めて知りました。

朝日が昇るまで、必死に鬼と闘い続け、少女を守り切った悲鳴嶼さん。

 

しかし、助けに来た人に彼女が言ったのは、悲鳴嶼さんへの賛辞ではなく、真逆の言葉。

「あの人はバケモノ」「あの人が、みんな殺した」

 

この日、悲鳴嶼さんは悟ったのです。

子供というのは純粋無垢で我欲の塊。

自分のことだけで手いっぱいで、他者を思いやる余裕もなく、残酷なことも平気で行う存在だと。

 

その認識だと、大切だと言っていた鬼の妹よりも人間を優先し里を守った炭治郎は、まったく違う存在ですね。

さらに、彼は決断できなかった自分を恥じ、認めないでくれと言い切っているので、ますます信頼に値するでしょう。

 

逃げず、目を背けず、素直でひたむきな炭治郎は、「特別」な存在。

未来に不安があるのは誰も同じ。

これからは、道を間違わないように手助けすると言ってくれた悲鳴嶼さんに、炭治郎もようやく感謝の言葉と涙を流します。

 

 

なんか、柱になる人って、追い詰められた土壇場でとてつもない力を発揮するパターンが多い。

実弥も無一郎もそうだった。

 

この山での最後の食事。

ほのぼのとした会話の中(一部小競り合いあり)、炭治郎は玄弥に実弥のことについて触れます。

何に気が付いたのかな。

 

一方、食事もとらずにいる善逸。

様子を見に来た炭治郎に、割とまじめな対応。

しかし、表情全く見せず。

てっ、善逸どうして額から血を流してるの!?

 

何かとてつもなく本気モードの善逸。

彼がしなくてはいけない事って何だろう。

 

さて、義勇さんのもとへ向かっている炭治郎ですが、まーた道に迷ってる?

木刀のぶつかり合う音の方へ向かうと、水柱と風柱が喧嘩、もとい、稽古中。

 

すごい早い動きですが、目で追えるようになっている炭治郎。

柱稽古の成果が出てるね。

 

思わず間に割って入ります。

いや、めいっぱい喧嘩腰だけど、実弥にとってはただの稽古。

 

接近禁止なのに、実弥に話しかける炭治郎。

へ?おはぎの取り合い?

 

実弥、おはぎが好物らしい。

意外と甘党。

鼻のいい炭治郎は、稽古の合間あんこの臭いやお茶の香りが彼からしてきたことから、おはぎ好きだと気付いたそう。

玄弥に、このことを確認してたのか。

 

甘党を暴露された実弥は、炭治郎をぶっ飛ばして去っていったのでした。

 

おはぎをご馳走したら、実弥と仲良くなれるかなという義勇さんがカワイイ。

 

炭治郎に調子を狂わされて、ぷりぷりしている実弥。

そんな中でも、何かの気配を察してつかみます。

その手の中には、「肆」の字が浮かぶ目玉。

 

侵入された!

 

鬼の侵入に気が付いた柱。

 

しかし時遅く、産屋敷家の前には無惨様が。

 

ていうか、なんで門が開くの?

あえて、お迎えしている?

 

無惨様は、迷うことなく病の床にいるお館様のもとへ。

 

あ、やっぱり初対面だったんだ。

 

お館様の姿を見て、嘲笑する無惨。

 

えっ、とてつもなくやばいシーンで終わってしまった。

 

次回1時間スペシャルで最終回。

 

盛り上げ方うまいなあ。