アニメ「「SPY×FAMILY」Season2 の感想です。
今まで感想を投稿していなかったのは、、30話を見た時点で「続き物だ」と分かったので、全て終わってから投稿しようと思ったからなんです。
よもや、こんなに長いお話とは思わなかった。(コミックス未読)
しかも、メインはヨルさん。
ロイドさんとアーニャは、9割方「楽しい親子コント」を繰り広げておりました。
全話まとめて感想を…と思って書いていたのですが、年末年始忙殺され、まとめて感想するには内容濃すぎる。
結局1話ずつ書いていたので、いつも通りの感想を投下することにしました。
32話:誰がための任務
この回は、ヨルさんだけでなくロイドさんも、「何のためにここにいるのか」己を振り返る回でした。
アーニャのナイスなフォローで、バーナビーとの対決を「大道芸」と他の乗客に思わせながら倒すことができたヨルさん。
しかし、戦闘中に自分の足が重く、本来のスピードで動けていないことに困惑するのでした。
ははの窮地を救ったアーニャは、罠にはめた父のフォローへ。
ロイドさんが、完璧だと自負したコーディネート。
誰が見ても「くそダサい」。
一方ヨルさん一行は、安全な部屋に移動出来てホッとします。
安心して一番騒いでいたのは、舎弟くん。
マフィアというよりかチンピラに近いポジションだったみたいね。
一般人並の小心者。
でも、オルカさんに受けた恩を忘れず、恋心も抱いていることもよーく解った。
一途でカワイイ奴。
そこへ部長さんが合流。
「戦時であろうと平時であろうと我々は常に母国の兵たるのみだ。」
この台詞で、部長さんが元軍人であることは容易に想像つきます。
ということは、ヨルさんが仕込まれた様々な技は、軍の特殊部隊のようですね。
つまりヨルさんとロイドさんは、職業は違うけれど力量は大差ない訳で…(フィジカルはヨルさんの方が上回っているかな)
この先、WISEとガーデンがぶつからないことを祈るばかり。
眠るグレイ一家をガードしながら、暗闇の中でヨルさんは戦闘中に感じた足の重さを振り返ります。
ロイドさんたちに言い訳できないほどのけがを負うことを恐れていたのではと…
任務に集中しなければいけないと叱咤しながらも、何のための任務なのかと、彼女にとって大切なユーリの姿と、カモフラージュのための家族であるロイドさんとアーニャを思い浮かべるのでした。
何のために命を懸けて戦うのか・・・
夜明けの海を見つめて、黄昏るロイドさん。
アーニャの言動に困惑する自分を振り返り、世の中には自分の知らないものが存在するのだと、己を過信してはいけないと肝に銘じるのでした。
いやいや、アーニャが特殊なだけだから。
とはいえ、そうやって一人反省会ができる大人って、いいよなあと感心する。
ははのお手伝いに行くため、ちちを撒きたいアーニャですが、ロイドさんを夢中にさせようとしたあらゆるイベントに、自分の方がハマってしまい、気が付けばディナータイム。
己の愚かさに歯噛みし、その元凶であるロイドさんを睨みつけるアーニャ。
その厳しい視線に混乱するロイドさん。
はたから見て、とっても愉快な親子。
ロイドさんの困惑に、自分が困らせていると気づけるアーニャは、とても聡い子。
そして今夜は、船上花火大会。
豪華客船編もいよいよクライマックス。