「るろうに剣心」第1話の感想です。
いきなり、見回り組との対決シーンから始まったのにはびっくり。
殺陣のスピードが速い速い。
抜刀斎時代の剣心、「伝説の人斬り」といわれた所以が、ありありと伝わります。
この直後、今度は新選組が登場。
組長が複数いたので、巡回中という訳じゃなかったのかな。
沖田総司を抑えて、斎藤一が対峙するという演出は、今後の展開を考えると思わずにやけちゃいます。
オープニングアニメも、動乱と人斬りに明け暮れた幕末から、明治に移り変わって平和で穏やかな時代になったという対比と、その平和を守るために逆刃刀を振るう、剣心の信念を現した鋭い眼差しで終わるというのが、カッコいいです。
この前振りがあったからこそ、本編で神谷道場をつぶそうとしていた士族崩れが「抜刀斎」を名乗ることに説得力が増しました。
そして、薫さんの「誰でも語りたくない過去の1つや2つはあるでしょう」という言葉が、剣心の心にしみただろうなと。
「抜刀斎」の名前に未練はないけれど、乗っ取り屋に利用されるのは我慢ならないというのは、そりゃあ確かにと頷けますよね。
一度に4,5人倒せる、剣心の抜刀術の速さがよく分かる対決シーン。
185㎝以上ある男が、見上げるほどの高さにまでジャンプできる、剣心の脚力に思わず笑ってしまった。
お人よしな上、懐まで広い薫さんは、剣心の他に次々と居候を増やしていくんですよね。
悪い噂が立って門下生がみんな去ってしまった神谷道場。
今さらながら、どうやって生計を立てるんだろう。